№5972:「お客さん不在」のビジネスは必ず消えてなくなる
こんにちは。スモールジムで会長をやっている遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、昨日は「誰に貢献したいのかを決めることがビジネスにおいて重要」と記しました。
とはいえ、それはスタートに過ぎません。
続いて大切なのが「好きな仲間とやること」です。
何故なら「自分と好きなお客さんだけ」なら「我欲」「小欲」に過ぎないからです。
ひとりでやれることなどたかが知れています。
もちろん、企業奴隷として命令に従う人生をやるくらいなら、まだ「我欲」「小欲」のほうがマシかもしれませんが、仮にそうなったとしたら「もっと社会の役に立つにはどうしたらいいか」と考えるようになるのが精神面の成長だと思います。
そのために必要なのが「同志の存在」です。
好きなお客さんも「人」。
同志も「人」。
ともに「人」です。
これこそが、人生を豊かにするために必要な2つの要件です。
ここ数ヶ月、ジムとかトレーナーに関する広告が明らかに増えました。
私はAIに関係者と認識されているはずなので、次から次へと広告が表示されます。
新コロ禍も収束して、フィットネスとかヘルスケアをビジネスチャンスと見ている人が増えているのでしょう。
が、その大半には以下のようなキャッチが踊っています。
・3ヶ月でトレーナーになれる!
・年収〇〇円が可能!
・初年度から売上〇億円!
・売上の9割は国からの給付金(税金)!
・人材不要!
などなどなど。
こういう人たちは一体何がしたいのかと思います。
「FC募集」とか「トレーナー募集」ともアピールしていますが、こういった目先の文句に踊らされるのは社会経験の少ない若者か、ビジネスで成功したことがない社会人です。
要は「情報弱者」です。
経験がない、成功したことがない。
だから「そんなことがあるわけがない」というウソや矛盾に気づかないのです。
もっとも重要な観点はこういった訴求のすべてに「お客さんがいない」ということです。
「お客さん不在」のビジネスは必ず消えてなくなります。
一方、中長期にわたって事業を成功に導いている経営者には以下のような「志」があります。
「こんな社会問題を解決したい」
「人々のこんなことでもっと幸せにしたい」
どちらに価値があるかは考えるまでもないでしょう。
いずれにせよ、見ていればわかります。
目先の軽薄なビジネスは5年後には消えてなくなっていること間違いないと思います。
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