№6110:傲慢な権力者を生み出しているのは、それについていく人たちの責任である
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、これまで経営者への不満、上司への不満を1億回くらい聞いてきたような気がします。
これらを権力者と括ります。
これに対し私は「傲慢な権力者を生み出しているのは、それについていく人たちの責任である」と首尾一貫して言っています。
権力というのは「ついていく人たち」がいるから温存されるのです。
これは絶対にそうであると言い切れます。
これが独裁国家なら別です。
造反したら命を奪われます。
が、ここは日本。
しかも会社。
そんなことはあり得ません。
部下スタッフが取るべき行動は以下の2つです。
1つは「おかしいと思うことにおかしいと意見をすること」。
2つは「それでもダメなら権力者の影響下から脱出すること」です。
私は完全にこれをやってきました。
その結果、4つの会社を渡り歩き、最後は独立起業です。
しかし、多くの人(ほぼ全員)はそれをしません。
陰で文句を言いながら、休みがなくても、ヘトヘトに疲弊しても権力に追従し続けます。
何故こうなるかと言えば、本人たちが「自己保身のため」に働いているからです。
言い換えるなら「お金のため」に働いているからです。
給料を失うのが怖い。
だから従う。
これを「企業奴隷」「権力奴隷」というのです。
考えるべきは、その結果、自分の人生が良くなるのかということです。
社内で出世するかもしれない。
給料も上がるのかもしれない。
が、その代償として周囲のまともな人からはどんどん相手にされなくなります。
そして最後は自己弁護しか口にしなくなり、社内で群れをなす。
こういう残念な人を何人も見てきました。
権力者を甘やかしている人は自分のことも甘やかしている。
そういうことだと思います。
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