№6087:「共感は簡単、行動は難しい」
こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。
2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。
さて、何事もそうですが「共感は簡単、行動は難しい」とつくづく思います。
「共感」とは、他人の感情や立場に対する理解と共有を意味します。
たとえば、友人が職場でのストレスを打ち明けたとします。
私たちはその友人の話を聞き、頷き、心から「わかるよ、大変だね」と共感することができます。
ついでに言えば、一緒に泣いてあげることもできます。
しかし、それが本当に友人の助けになっているかどうかは「まったくの別問題」です。
共感することで相手に安心感を与えることはできますが、具体的な解決策を提供したり、実際に支援するためには「行動」が必要です。
が、これが難しい。
私は何十年も前から「行動する人は20%しかいない」と言い続けていますが、このケースでも「共感して終わりの人」が推定80%くらいはいると思います。
それでも相手からすれば「一緒に悩んでくれた人」となるので無駄ではないかもしれませんが、解決には役立っていません。
大切なのは「共感に基づく行動」です。
そして「行動」によって相手の悩みを解決したり、願望の達成に貢献する必要があります。
ここまでがセットになっていなければ「共感する資格なし」だと思います。
このように考えれば「共感」が「他者への支援」であることがわかります。
「共感」で終わらせるのではなく、そこから一歩踏み出して実行に移すことが、相手のためであり、チーム力を高めるのです。
言うまでもなく、スモールジムは「ハチドリの精神」という経営軸を掲げています。
これに「共感」しているだけでは、チームメンバーとしての責任を果たしていないことになります。
行動には「勇気」が必要です。
その「勇気の結晶」こそが、チーム力を強くしていくのだと私は信じています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?