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№5960:知りながら害をなすな!

こんにちは。FBL大学学長&スモールジム会長の遠藤です。

2013年から「少人数型会員制オンラインビジネススクール(FBL大学)」を運営し、2020年から約20坪タイプの「スモールジム」を全国に展開中です(2024年度内に全国50店舗体制見込み)。

さて、本日はスモールジムFlare(青森市)代表トレーナーの小野寺幸太郎さんが書いた「昨日のスモールジムブログ」が素晴らしかったので以下に引用させていただきます。

なお、太字は私が勝手につけました。

「Be Brave」で行きましょう!

こんにちは!青森市スモールジムFlare代表トレーナーの小野寺幸太郎です。私の好きな言葉のひとつに「義を見て為さざるは勇無きなり」があります。20代の頃より学ばせて頂いているFBL大学の講座で紹介されたものです。「正しいとわかっていながらそれをやらないのは臆病者である」ということです。「知りながら害をなすな」というドラッカーの言葉もあります。これは同じような意味ですが対極の切り口です。誰もが自分が正しいと信じることをやるべきだし、その方が自分自身も幸せに決まっています。

しかし「これは間違っている」とどこかでわかっていながら、それをやってしまう自分がいる。やらざるを得ない自分がいる。会社員時代の私はそうでした。ちょうどある大手企業の影響もあって、高額のダイエットプログラムで利益を出そう!とフィットネス各企業が躍起になっていた頃の話ですが、多分に漏れず、私が在籍していた会社もそのような高額ダイエットプログラムを提供していました。

部下スタッフが「契約を一件頂きました!」と報告してくれたのですが、写真とカウンセリングシートを見る限り、その女性の方は痩せる必要など全くなく、むしろ食生活を改善し体重を増やした方が良いと素人でも判断できるレベルでした。今の私なら間違いなく「行う必要はありませんよ。なぜなら…」と納得頂けるように説明します。しかし当時の私は、やる必要はないとわかっていながら、ノルマの為に、予算達成のために、目標未達で部下スタッフが減給されないために、そのまま申し込みを受け付けました。

案の定、申込されたお客様は成果が出ないどころか体調を崩し、中途解約という形で未実施分を返金する措置をとりました。担当していた部下スタッフも落ち込んでしまいました。お客様を不幸にし、部下スタッフを守るどころか傷つけるという最悪の形で終わりました。これは私の中で、人として、トレーナーとして、会社員としても忘れられない出来事のひとつです。私の人間性があまりにも未熟だから起こしてしまったことです。これは間違いありません。勇無き行動であり、知りながら害を為した罰です。

しかし、一方で「知りながら害を為してしまうことを誘発する文化や体質」が会社にはあることもまた事実です。これは昨今相次ぐ大企業の不正問題からも明らかです。自分が正しいと信じることをやりたい。自分の良心に従って生きていきたい。もっと胸を張って生きたい。大袈裟かもしれませんが、独立する前はそう考えていました。そして会社員ではそれが叶わないこともわかっていました。「そんなことはみんなやっている」「会社員とは、社会人とはそういうものだ」と自分の心に嘘をつき続けて生きるのは御免でした。

スモールジムのミッションのひとつに「BeHappy」があります。これはメンバーさんだけでなく、独立した私自身も「BeHappy」になることができました!しかしその為には勇気が必要です!正しいと信じることをやろうと一歩踏み出す勇気が!「義を見て為さざるは勇無きなり」というよりも「勇を以て義を為す人間で在りたい」です。「BeHappy」を実現するために「BeBrave」で行きましょう!

「知りながら害をなすな」

この真逆のことを実践している経営者や役職者が山のようにいます。

小野寺さんは今、34歳です。

還暦以上はもう変わりようがないとして、40歳オーバー、50歳オーバーの役職者等の耳に「知りながら害をなすな」という次世代リーダーの言葉はどう届くのでしょうか。

無視する、黙殺する、または身勝手な経験論で封じ込める。

そんなところでしょう。

こういう企業文化や体質に嫌気がさして「会社を辞めよう」「自分で何かをやろう」と考える人が出てくるのは当然の流れです。

が・・ここから先にも大いなる課題があります。

それは「会社を辞めた側の人」の問題です。

この続きは明日に記します。

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