変わる事、変わらない事

この世の中にはずっと変わらない事と、常に変化している事がある。

太陽も月も変わらずそこにある。
けれど地球が動き続け、太陽と月が作り出す景色は絶えず変化している。

受け継がれている伝統の根幹は変わらない。
時代と共に世の中は変わり続け、伝統の使われ方が変化している。

人も関係も変化している。
人はいくつになっても成長するし、日々の中で多くの事を感じ常に変化し続け、それと共に人間関係も時間と共に変化していく。

植物を愛でる事、地球を大切に思う事、近くの人を大切にする事、食を大切にする事、心を動かす事。
前は私にとって当たり前だったけど、生活に追われ、人生を変えるような事が色々あって出来なくなっていたことが、また当然のことの様になってきている。

自分の中に脈々と流れる変わらないこころ。
自分の中を流れる大きな河のような、自分の中で受け継いでいる伝統のような、

変わっていく事と変わらない事。
その両方を感じている。

植物は日々成長している。変化している。
けれど脈々と続いている植物のあり方は変わらない。


天気によって見せる姿を変える太陽、満ちては欠ける月、季節によって姿を変える自然。


私たちもそんな風に色んな形になるのだと思う。

きっとこの先も今はまだ想像できない形があるのだろう。

その変わっていく部分と変わらない部分。