現実は小説より奇なり
お盆は旦那さんの実家に帰り
ご先祖様にお参りして
祖父祖母のことを聞いていました
祖父は93歳で3年前に亡くなっています。
7人兄弟の三男
上2人の兄は戦死しています
応接間にはその2人の兄の戦死の賞状が
飾られています。
その当時の内閣総理大臣
佐藤栄作さんより
靖国神社の写真と共に2人の写真が並べられ
制服からすると陸軍と海軍のようでした。
当時は赤紙が来て我が子が戦争へ行くことが
当たり前だったのかもしれませんが
その時の母親の気持ちになると、、、
そんな兄2人がいた祖父は
長崎で船に乗っていたそうです
なので8月15日は海の上。
奇跡的にも長崎に居ながら
原爆には合わず
兄2人の戦死を聞き地元に帰ってきた
ということでした。
そして祖父のお姉さんは
お嫁に行った先で出産後子供と共に亡くなってしまい
それは申し訳ないと
妹が姉の代わりのような形で
お姉さんの旦那さんのところに
嫁いだそうです。
その当時にすれば当たり前のこと
そして生きているだけでも
食べ物があるだけで
安心して眠れる場所があるだけでも
幸せだったんだろうと
思います
現実はもっと波乱になっていて
淡々と話せることではなかったと
思います
時代は変わりましたが
明日死ぬかもしれない
いつ死ぬか分からない
そう思って生きている人が
今でもいること
忘れてはいけないなと思っています
旦那さんの地元では
8月15日
終戦記念日
12時にサイレンと共に
黙祷のアナウンスが流れます
日々当たり前のような奇跡の時間が
流れているのは
ご先祖様が歩いた道があるからこそだと
改めて感じ感謝です
そんなことを感じたお盆休み
また私にできることをコツコツと
進んでいきます♡
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?