スポーツ現場で、ただ怒る指導が無くなるように。
この記事が周りの方が読んでいて、それを参考に。
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現役時代の話を交えて、スポーツの大会の仕組みや指導法のことについて話している記事。
今も多分表に出ない範囲では、同じような状況になってることもたくさんあるんじゃないかなぁ?と。
その指導がよかったから、今がある。
これって、スポーツが上手くなってある程度楽しかったと解釈できる人の言葉なんじゃないか?と、今トレーナーという仕事をしていて思う。
強豪校やクラブチームに入った人は、みんな上手くならないといけないのか?
そんな事は無いと思う。
実際、サッカーでクラブチームに入った理由は僕は成り行きだった。友達が入ったから入った。それだけで、プロになりたいとか全国優勝したいなんて思いはなかった。なんなら、サッカーが上手くなりたい!というのも感覚薄かったんじゃ無いかなぁ?
楽しそうだから、そこに行ったという人も一定数いる。でも、当時のクラブチームの方向性は勝つ事や上を目指す事を良しとする。
足並みが揃わなければ、怒られるし気に入らないプレーに対しても怒られた気がする。
そんなに上手くなかった僕ですら、嫌な思いが多少あるのに、期待値の高い上手い人はもっと苦労したのではないのだろうか?と、今はすごく思う。
下手に成功すると、成功のロールモデルがそれになる
常に褒める、厳しくしないことが大事と解釈するのはちょっと違う。
しかし、厳しくされて頑張ったから今がある。だから厳しくてもいい!というのは、間違っている。
そもそも、指導だけではなく自分がされた事を他人にしてもいいのか?という事に疑問がある。
自分と相手は違う。
本人の希望があればいいが、自分の時はこうだったから今の子は甘い!だからやれ!というのがまかり通ってしまっている現状は本当に良くない
怪我しても頑張っていたのは、やり方がわからなかったからではないのか?今は情報も溢れているから怪我して休んでも上手くいくルートはあるはず。
スポーツだけが人生ではない。そのコーチングひとつで相手の価値観や人生に影響が出るという意識で子供とは接して欲しいと思う。
厳しくしてもいいポイントはあるのか?
僕個人としては、叱るのは基本的に必要だと思う。しかし、丁寧なフォローありきで。
大人でも怒るだけ怒ってフォローがないとか社会人になってもよくある事だが、子供よりは上手く流せるはず。
流せるのは経験があるからであって、経験値の少ない子供にぶっきらぼうに叱っても、怒られたショックしか残らない。
どうすればよかったのか?を、話すべきだと思う。で、みんなで共有する。
共有することで、1人の子に対する負担もすくなくなるし叱られてない子にも多少の理解が生まれると僕は思っている。
これからの指導、どうなるか?
よく考えたら、僕自身スポーツ現場では指導してないので大きな事は言えないしあくまで机の上での話だ。
自分の経験も踏まえて願う事は、怒ることで子供をコントロールする、という自体が減っていけばいいのでは?と思う。
怒られる経験は、萎縮を生む。その結果大事な事も黙っていて事態が大事になるケースも生まれる。
怒るだけではなく、いろんなことを話して共有できるコーチが増えればと思う。
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