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セレクトセール?クラブ馬?

今週18日(土)に気になる馬が出走する。
アドマイヤビルゴ号である🐴言わずもがなセレクトセールで6億円を超える金額で競り落とされた馬である。

なぜそんなに高い?? 父ディープインパクトと母はフランスのG1馬の血統面もあるが、馬体の良さが評判だった。

『バランスの良さ、雰囲気も飛び抜けていた』
馬主の故近藤氏も『興奮して金額が分からんようになった』とある様に、明らかに競りにて麻痺してた部分はあったのも確か。

恐らく回収することは難しいだろうと。夢を買ったようなものだった。

デビュー以降

正直、思った程成長が見込めなかったというのが、見て取れる。小柄の馬だが、デビュー後も成長がなく走りもひ弱に見える。芯が出来上がってない。

やはりG1など大きいところで勝負するには現状厳しいだろう。
しかし、前走で馬体も440キロに成長してきた。
今回は、ハンデ戦のオープン特別。56キロなら上位争いか?晴れた良馬場なら頑張れそうか?期待したい。

セレクトセール、クラブ馬?

以前に比べてセレクトセールの馬の質が低下したとも言われている。しかし、金額の総額だけ見ると過去最高とか。

社台Gもバランスを考えている様ではあるが、本当に良い馬はクラブに回すのが本音ではないか?

理由は、個人馬主とは違って、社台Gが主導権を握れるから。出走レース、騎手、引退後まで、、、

以前、アドマイヤムーンが40億円で海外のゴドルフィンに売却されてしまった。個人馬主の自由ではあるが、牧場側の社台Gとしては、たまったもんじゃない。

サンデーサイレンスの後継種牡馬と期待してたであろうが、海外に売却されてしまっては手も足も出ない。

余談だが、

以前、ある富裕層の方が、将来的に個人馬主になる前にお試しで社台Gのクラブ会員になって、毎年何頭にも出資していた。

謝恩会にも参加したりで、本格的に参入を考えている時期に聞いたのだが、クラブ馬も忖度する事が非常多いとの事であった。
優良出資者には、『今度はこの馬をお勧めします』と走りそうな馬を事前に斡旋紹介してくれるらしい。

当然だ。クラブ側も商売だから毎年毎年、大金を出してくれるお客様は、プラチナ会員として優遇するだろう。

重賞をいくつも勝つような馬が、良く回ってきていた。
羨ましい限りだ。

最後に

アドマイヤビルゴはセレクトセールでの取り引きだから、とにかく個人馬主様のために稼ぐしかない。

オーナーは、前走での敗退時にかなりの御立腹だった様だ。調教師、騎手もこれだけの馬だから、相当なプレッシャーがあるようだ。

馬主孝行できるように、少しでも賞金を稼いで欲しいものだが。。

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