見出し画像

クロフネの衝撃! ソダシで再び?

芝G1を2勝しているアイドルホース、ソダシがチャンピオンズCで、芝&ダート両G1制覇に挑戦する。

JRAでの両G1を制する歴史を切り開いた先駆者はソダシの父クロフネ

2001年のジャパンCダート(チャンピオンズCの前身)

4コーナー手前で、クロフネが抜群の手応えのまま抑え切れないとばかりに先頭に立ち、米国の

G1・7勝馬リドパレスなどを突き離し、ゴール板を駆け抜けた。
2着に7馬身差でJRA史上初となる芝、ダート両G1制覇を成し遂げ、時計は従来のレコードを1秒3も上回る2分5秒9。まさに“黒船襲来”。

あれから20年と歳月が流れ父クロフネの再現を夢見てソダシが初のダート戦にチャンピオンズカップを選択してきた。
当然人気になるだろうが、正直言って厳しい戦いとなるだろう。

過去10年間ほどの「G1で初ダートだった馬」の成績

ものの見事に全滅。ついでに言えば、初ダートでは無いものの、前走が芝だった馬もほぼ全滅。

やはり初ダートでいきなりG1というのはハードルが高い気がしてならない。伝説級の父クロフネのダート転向が引き合いに出されるだろうが、そのクロフネとて、初ダートはG3の武蔵野ステークスだった。

なぜこれまで芝のレースを今まで選択されてきたのか?

血統的背景はもちろんだが&自身の体格などから、芝のスピードを生かす競馬の方が向いているだろうと判断され、調教でも芝用に鍛えられてきた。そんな馬が、急なダート替わりはどうなんだろう??しかもG1。

ダートコースのパワー重視の競馬をさせても、普通に考えれば上手く行かないのは当然だし、芝とダートでは全く求められる素質が違う。

ダート馬のムキムキの筋肉質とまではいかないが、ソダシも筋肉が詰まっていて硬さがあるタイプなのでダートはこなすだろうが、掛かって行くタイプなので1600mまでがベストなのでは?
もまれて砂を被った場合の対応も懸念される。

今回は無印でも良いのでは?と思ってしまう。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?