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2歳リーディングサイアーに思う

みなさん、おつかれさまです。
先日、2018年のダービー馬ワグネリアンが現役でありながら急死したという悲しいニュースを見ました。
ダービー馬は、なかなか古馬になって活躍出来ない傾向が多く、この馬も然りでしたが非常に寂しい気持ちでいっぱいです。
種牡馬として大成できたかはさておき、引退後の大仕事がG1を勝つような馬達には課せられていますし、むしろ種馬としての方が大事な人生と言えるかもしれません。

さて、種牡馬に目を向けても、2019年の種付けシーズン途中にこの世を去ったディープインパクト(父サンデーサイレンス)。

20年に生まれた数少ない産駒(種付けは24頭)が、いよいよ今年デビューしラストクロップとなります。
これ程の歴史を繋ぐ大種牡馬は今後もなかなか出ないでしょう。

そんな中で、ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)が9歳の若さでの急逝は本当に残念でした。

キングカメハメハ、サンデーサイレンス、トニービンという、日本近代競馬の血脈の礎を築いた名種牡馬の血を全て持った期待のダービー馬だったが、5世代しか残せませんでした。

2021年の2歳戦だけに限れば、勝利数はドレフォンに次ぐ3位。さあこれから、というときだっただけに本当に惜しかったです。


2歳リーディングサイアー順位

ディープインパクト33勝
ドレフォン30勝
ドゥラメンテ29勝
ロードカナロア28勝
エピファネイア26勝
キズナ21勝
モーリス21勝
シニスターミニスター19勝
ハービンジャー18勝
ヘニーヒューズ18勝
シルバーステート17勝


種付料としては、
新種牡馬コントレイル(父ディープインパクト)が父の後継種牡馬として、1200万円に設定されました。
その上には1800万円のエピファネイア(父シンボリクリスエス)、1500万円のロードカナロア(父キングカメハメハ)、また1200万円にはキズナ(父ディープインパクト)


この4頭を中心に今後は日本血統の柱を争うと思いますが、どれが牽引するのか興味深いところです。

4頭以外で注目はドレフォンではないでしょうか?


種付け料を見ても昨年の300万円から700万円へアップしています。

主だった産駒としては以下の若駒達でしょう。
9日ののシンザン記念にも注目ですね。

社台スタリオンステーション ホームページより

また8日中京7レースではデシエルト(牡3・栗東・安田隆行)がダート1800mで快勝しており。デビュー2連勝となってます。

春のクラシック競争では、どの種牡馬の産駒が何頭出走するのか?人気の中心となるのか?
とても注目しています。

個人的にはジオグリフ(父ドレフォン)が好きで巻き返しを期待します。次走が楽しみです👍

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