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EAT 治療 (B スポット治療) を3年間記録しました 🏥 第1章

🙇 まだ記事は未完成ですのでご注意を!!

時間があるときに少しずつ書き足したり、レイアウトを変えたりしてます。下書き状態で大変申し訳ないのですが、ご要望がございましたので、一部、公開させていただきました 🙇 (2022年10月8日)


🏥 はじめに

ここでは3年間に及ぶ、私の慢性上咽頭炎の治療記録を公開して、EAT 治療 (B スポット治療)が本当に効果があるのかを自分の体で検証しています。ただし、あくまでこの記録はサンプル数1の、個人の経験でしかありませんので、まずはお近くのお医者様の診察を第一に優先してください。

辛くて、EAT 予約の診察券を研究室の床にぶちまけた時の写真😂


📚 自己紹介

京都大学の大学院で理系の研究者をやっています。この病気になって、声が出なくなって、喉の痛みがひどくて、話すのも辛くて、鼻呼吸も苦しくて … 。どんなに通院しても体調が悪いので、この症状がずっと続くのであれば、命を絶とうかなとか、考えたりしました。毎日毎日、朝起きたときに、治らない症状に絶望して、精神的にも苦しかったなあ . . . 。でも、家族や先生に支えられて、今では病気になっていたことなんて忘れてしまうくらい元気に過ごしています。まあでも、ここまで来るのに3年かかっていますけどね😂


🚫 注意

まず初めに、私は医者ではございません。これから慢性上咽頭炎についていろいろお話しますが、あくまで私個人の素人の意見でございます。最も優先すべきはお医者様の診断です。ネット上にいる医師免許も持っていないようなド素人の意見に惑わされないようにお気を付けください。


🔔 LINE のオープンチャット

2020年4月に、LINE のオープンチャット「慢性上咽頭炎を治しましょう」を作成し、今までに数多くの患者様が訪れてくれました。ここは、患者同士の情報交換コミュニティであり、全国の名医の治療について、赤裸々に語られております。もしも、慢性上咽頭炎でお困りの方がいらっしゃったら、ぜひともご参加してみてください。


😌 まず結論

2018年6月 ~ 2021年9月 まで全国の名医の下で EAT 治療 (B スポット治療) を行い、完全に症状が消えるレベルまで回復し、通院生活から解放されました。今(2022年9月 )では病気で苦しんでいたことさえ忘れてしまい、思い出すことすら無くなっています。

そもそも、私が闘病記録を付け始めた理由は、この EAT 治療 (B スポット治療)に本当に効果があるのかを自分の体で実験してみたかったからです。結果的に私の場合は症状が改善し、病院に行くことすらも無くなりましたが、これが万人に当てはまるなんてことは思っておりません。

ただ、同じような症状で苦しんでいる人たちのためにも、この闘病日記が、少しでも希望になってくれれば幸いです。

どんな症状だったの?

何がきっかけ?

1冊の本との出会い

堀田先生の本のリンクを添付


通院遍歴(下書き)

2018年8月 ~ 2020年9月
・きむ耳鼻科(神戸)
・田中耳鼻科(大阪)
・きたにし耳鼻科(大阪)
・松谷クリニック(大阪)
・本田耳鼻科(福岡)

2020年9月 ~ 2021年9月(仙台に引っ越す)
・堀田修クリニック(仙台)

~ 治療日記 ~

🏥 2018年8月~9月

まずは自宅の近くにある、きむ耳鼻科に慢性上咽頭炎について相談に行きました。堀田先生の著書の最後に、EAT 治療を行っている病院一覧があり、それを参考にしました。

初めて EAT を行ったときは、血の塊が大量に出てきて、めっちゃ痛いし、かなりきつかったです。ただ、確かに、喉の痛みとか声がれなどの症状に効いている感じはありました。

しかし、8回目を過ぎたあたりから、なかなか改善が見られず、それについて相談しても、納得のいく説明が得られなかったので、最終手段として大阪の名医、田中耳鼻科に行くことに決めました。


🏥 経鼻内視鏡 EAT の第一人者 田中亜矢樹 先生のもとへ

田中先生の写真


ここで少し、慢性上咽頭炎という病気の歴史を簡単に振り返りましょう。田中亜矢樹 先生は、日本における、経鼻内視鏡を用いた上咽頭擦過療法の第一人者の先生です。

そもそも日本でこの病気が注目されたのは、今から50年ほど前になります。当時ご活躍されていたのは、山崎春三 先生と 堀口申作 先生で、二人とも大阪と東京の大学病院の教授をされていました。

その後、当時は不治の病とされていた「IgA腎症」の治療にあたっていた堀田修 先生が、60~70年代に発表されていた山崎先生と堀口先生の論文を基に臨床経験を積み、この上咽頭擦過療法を普及させていきました。

そして、田中亜矢樹 先生は、日本における、経鼻内視鏡を用いた上咽頭擦過療法の第一人者であり、堀田先生の盟友にあたるお方です。内視鏡を用いた治療にエキスパートと言えます。


ここからは当時の日記を詳細に載せていきます。すべて余すところなく公開しますので、長いドキュメンタリーを見るご覚悟で、暇な時間ができたときにご覧ください。


🏥 2018年8月10日 (EAT 1 回目:1日目)

改善度 0 %  💙💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😤 きむ耳鼻科で人生初の B スポット治療


🏥 2018年10月8日 (EAT 20 回目:何日目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😤 診察前の作戦会議

きむ耳鼻科で8回、田中耳鼻科で12回目の 合計EAT 20 回目の治療が経過したところ。明日診察があるため、何を話すのか作戦を練っています。

明日、田中先生に色々聞いて、通院回数と治療の効果が比例するなら、たくさん通うし、月火金土いけますがどの日に来たらいいですか?って、聞こう。あと、他の鼻の病気の可能性もみてみたいので、検査したいな。

そういえば中学の時、首と肩がおかしいって、何件も何件も病院回って謎の体調不良と戦ってたな~。特に寒い時期に自律神経が壊れたのか、火照る感覚があって、去年まであったよ、最悪の気分だった。今年はどうだろう? 今のとこないってことは、治療の効果がでているんだろうか。

田中先生に、治療の経過を聞きたいな。先生が今まで診てきた上咽頭炎の患者さんと比べて、僕の炎症の度合いはどういう感じなのか、今の治療は正しい方向になっているのか知りたい。感覚では、7割くらい残っている、後鼻漏と朝の喉の痛み、もちろん口テープしてるのに喉が痛い。あと、鼻から空気を吸いにくい、閉まってる感覚がある、などなど。声を出したら疲れるのもどれくらいで治りますか?っ聞きたい。


🏥 2018年10月9日 (EAT 21 回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😰 内視鏡下で EAT しました。

今日は内視鏡を入れて上咽頭を確認しながら擦過した。他にも鼻の検査をした方が良いのか聞いてみたけど、特に必要ないみたい。週2~4回通院して、間隔を詰めてきてくれたから、症状は落ち着いてきていて、メンテナンスの時期に入ってる?かもって。でも全く症状は落ち着いてないのだが。

これからは週1回とか2回とかで大丈夫らしい。
内視鏡の写真見たけど、上咽頭が血でべっとりだった。血だらけ。
擦過されたとき、鼻からも口からも痛みが無くなってきている。鼻とか死ぬほど痛かったんだが、最近は軽く耐えてる。そういう意味では、よくなってるんじゃないかこれは。


🏥 2018年10月10日 (EAT 21 回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😩 2か月経っても治らないことにイライラ

EAT治療は10月いっぱいは、信じて続けてみよう。重症の人も3ヶ月目から効果が出たらしい。3ヶ月立たないと修復できないとかどっかのサイトに書いてあったし。そこまでは信じよう、田中先生は日本の内視鏡下 EAT の第一人者なのだから。

今の症状としては、朝の喉の痛み、食後の鼻水、後鼻漏、喋るのがきつい、声出しにくい、かな、

とりあえず、勉強に集中して、必ず治ると信じて、過ごそう。


🏥 2018年10月13日 (EAT 22 回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😀 出血が減ってきた気がするけど、治っているのか不明

今日もEATした。症状は、鼻水、後鼻漏、まあここ2週間ほど変わってない気がするが。鼻も口もしっかり擦過してもらった気がする。綿棒見たけど、そんなに出血してない、少し血が付いてたくらいかな。

次行く時はちゃんと症状を伝えないといけないな。
食後とか、歩いたあととか、1時間以上話すと、声が出づらくなってくる、喉が痛くなる、この症状がほとんどだな。まじできつい。


🏥 2018年10月20日 (EAT 24 回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😨 傷口を針でえぐりとるような治療、今年1番痛かった。

待合室でかすかに聞こえてきた、辛い症状のせいで受験を諦めようと相談している学生と親の話

血がべっとり付いていた、血だらけ。その後そこそこ吐血した。よく効いたのかな。なんか、視線が一点に定まる、堂々としているというか、いつもは、視点が定まらない、パニック障害みたいな症状があるんだけど、それがない。

でも日数が開くと、症状は、、あんまり変わってなく、未だに7割くらいあるような気がする。でも信じるしかない。

あんまり症状は変わってないけど、今日の劇痛治療は効いた感じがした。先生も、「やっぱ強くしっかりやらんとな」ということで、最強レベルで擦過してもらった。傷口を針でえぐりとるような治療、今年1番痛かった。けど、帰り道、視界がはっきりしていて、色ってこんなにカラフルなんだと思った。今まで視界もあまり見えてなかったんだな。免疫機能が戻る感覚がある、シャキッとしている精神も身体も。

待合室で、僕の前の人もおそらく上咽頭炎の患者さんで、今年の大学受験をあきらめよう?みたいな話をしていた。辛い症状のせいで、無理ができず勉強に身が入らないと。お母さんも泣いてたのかな。でも田中先生に見てもらって、その直後に良くなった感じがあって、ものすごく感謝していた。田中先生は受験の相談にも乗っていた。

確かにこの病気、かなりきついよな。勉強なんかできなかったし、部活すらできなかった、体も動かないし、拷問のような痛みが首と肩に乗るし、とてつもない不快感に襲われるし。なんで自分だけこんなに痛みがあるんだろう、僕は人間じゃないのかな?とか思ってた。早く治して人間になりたかった。こんな病気治して、元の身体に戻りたかった。


🏥 2018年10月27日 (EAT 26 回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😁「強く擦過してください」とお願いした方が効果が高い説

「今日は念入りに擦過してほしいと思っていますが、この判断は合っていますか?」と田中先生に聞いてみた。

「その感覚が大事、擦過の強さは効果にかなり関係する」
と言われた。

毎回、念入りにしてくださいと言わなければいけない。強い擦過の方が吐血の量も違う。やはり強くしてもらった方が、効き方が全然違う。今回は診察室を出てすぐに景色が変わった、視線の位置が安定するようになった。
なんなんだろうこの感覚、神経を直接治療されると、自分の中の感覚がまるで違う、違う人の体で生きている感じがする。それほどまでに治療前と後は違う。

治るかな、治ってほしいな。。。

帰り道が楽しかった。視界が狭かったんだなと思った、今は周りに注意を向けられる、今まで視野が狭くて何も周りを見れてなかったんだと、思い知らされる。よくあんな体で生きていたな。褒めてあげなきゃだね。

でも最近は、相変わらず、鼻水は多いし、朝の喉の痛みもある。でも塾のアルバイトとかで、生徒に詳しく解説するだけの声のスタミナはある、喉の不快感はまだ酷い。鼻での呼吸のし辛さがある、鼻が狭くなっている感じ。念入りに擦過治療してもらった後はしばらく景色の見え方が違っているから、念入りにしてもらおう。


🏥 2018年11月6日 (EAT 29 回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙

😱 バイト先のパーティーで喉が終わって、治療へ Go

バイト先の英語パーティはなかなか酷かった、俺は英語何も聞き取れず悲しかった。もっと英語学んで会話したかったな。
あと喉が死んだ。まだ一日中話すだけの力がない。

今日はミサトール買おうと思う。後鼻漏が酷すぎるのと、声が全然出なくなる、喉がかゆい、鼻が閉じられて狭く感じる、まだまだ症状は重い、、、

さて今日の治療はどこまで私を改善してくれるのか楽しみ。

ーーーーーーーーーーーーーー 治療後 ーーーーーーーーーーーーーーー

今日も田中先生の EAT 良かったよ、景色、色の見え方、全然違う。
素晴らしい。


🏥 2018年11月 日 (EAT  回目:2か月目)

改善度 10 %  💖💙💙💙💙 💙💙💙💙💙


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