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2023年7月8日(土)中京4R障害オープン

8頭立てでやや寂しいメンバー構成となった。中京コースといえば置き障害の順回りといったシンプルなコースレイアウトではあるものの、13個ものハードルが設定されており飛越の巧拙が問われやすい舞台。
併せて正面の急坂を2回登ることからスタミナも必要なコース。飛越力とスタミナを念頭に置いた予想をしていきたい。

◎5ブレッシングレイン

末脚の鋭さはここでも抜けた存在

10ヶ月ぶりの出走。前走は今回と同じコースレイアウトで施行された阪神JSで勝ち馬ホッコーメヴィウスから1.4秒離された6着で入線。
その時に記録した上がり37.6秒はメンバー中最速となるもの。
※2位は1.3.5着馬の38.0秒

ゲートからのダッシュ力が遅くどうしてもスタートからしばらくは遅れるシーンが目立つものの、飛越自体はスピードのある良い飛越が多いように見えた。
今回は8頭立てと手頃な頭数かつ明確な逃げ馬がいないことから、前走と比べると追走はかなり楽になるために先頭集団までの距離は短くなるはず。
草野J→小野寺Jへの乗り替わりで過去走と比べるとポジションを取りに行く可能性も高そうでその点にも期待したい。

前走で2周目向こう正面からのロングスパートを仕掛けていることからもスタミナ面についてもおそらく問題なく、ここでは持ち前の末脚を発揮してまとめて差し切ると見る。

約10ヶ月ぶりの出走で状態面が懸念されるが1ヶ月に渡って栗東に滞在。3週前、2週前の追い切りではあの世界最強馬のイクイノックスと相手に追い切りで食らいついており、その後も意欲的な追い切りを消化。身体はまず仕上がったと判断する。

前走は490kg-(6kg)での出走。クロス鼻革着用。身体を大きく使ってリズムの良い周回だった。ただまだ全体的に身体の緩さがあったように見える。この辺りが解消されてくればすんなり先行できるようになるかも。

土曜日は雨の中での開催となることが濃厚。自らの走りで当日の雨をブレッシングレインという名の由来である『祝福の雨』とすることが出来るか。

◯8シャンボールナイト

コース適性と飛越力でラストランを飾りたい

確かな先行力と飛越力、そしてコース実績を評価。
順回りコースでは1-2-2-3。馬券外の3回も掲示板は確保しており心強い。
中京の3300mは昨年6月に経験済でその時はスズカフロンティアの2着に好走。
飛越の上手さはこのメンバーでは随一。前走、新潟2890mの障害数9ヶから13ヶに増える今回はよりその飛越でのアドバンテージが活きてくる。
前走でも出走メンバー中で2位となる上がり38.2秒を記録できており

今回がラストランという噂だがセン馬なので最後まで勝利に拘った万全の仕上げをしてくるとみて対抗に。

前走は470kg(-8kg)での出走。テンションは高く見えたがパーツは出来上がっているように見えた。今回もテンションが高いくらいの方がしっかり出していけそう。身体つきを確かめたい。

▲3リーガルマナー

距離が伸びて追走が楽になれば…

一戦ごとに競馬が上手になっているような印象。
前走はメンバー中3位となる上がり38.4秒の脚で追い込んで4着に好走。改めて順回りコースへの適性の高さを感じさせる内容だった。
前走のラストを見る限り距離延長に対する不安はなく、むしろ追走が楽になる可能性が高いと見る。一発あっても不思議ないのでは?

前走は494kg(-2kg)での出走。歩きのリズムが良く能力を発揮できそうな出来には見えた。頭が高い面が気になったのでその辺りでグッと使えるようになってくればさらに良いかも。

△4レディステディゴー

鞍上手戻りで良さが発揮できるか

安定して速い上がりを使える点がストロングポイント。難波Jへの手戻りでどこまで良さを引き出せるか。騎手のリズムは悪いだけに気がかりではある。

前走は520kg(+2kg)での出走。首と身体の連動性は良いように映った。前捌きがやや硬く気配は冬の小倉の時の方が良く見えた。陣営から気温に関するコメントが出ているのでもしかすると夏場が良くないタイプなのかもしれない。

✕7カサデガ

リーディングジョッキーとのコンビ継続で

前走の内容が濃かった。道悪競馬で先行して押し切れた内容はこれまでの経験が活きた格好と言えそう。これまで4走全てコンビを組んでいる小牧加矢太Jと継続してコンビを組める点はアドバンテージ。

前走は464kg(+4kg)での出走。前走よりは上げてきた印象。足捌きは変わらず柔らかい。今回は前走と同じ道悪競馬が想定されるだけに前回と近い脚捌きであれば狙ってみても面白そう。

紐①6ベストインクラス

成長力に期待

前走で見事に一変。先行して押し切る競馬で高配の使者となった。上野Jが状態の良さを感じている様子で引き続き一発があってもおかしくない。
前走くらい強気に行けばラストで止まってしまいそうだがそれでも恐れず行ってほしいところ。上野Jが昨年から順回りコースで上手く乗っている印象があるので人気薄のここは紐に一考。

前走は496kg(-5kg)での出走。船橋を勝利してから挑んだ一戦だった。パドックだけなら抜けて良く見えてすごくリズムの良い歩きだった。同じ出来をキープするのは並大抵ではないだろう。その出来に注目したい。

紐②2アストラエンブレム

3000mを超える距離でどうか

前走はコース替わり、トラックバイアスと条件が好転して2着好走。今回は距離延長、テン乗りである平沢Jへの乗り替わり、道悪馬場と条件は厳しくなる。先行争いは厳しくならなさそうなので前残りの可能性があるので紐には入れておく。

前走は490kg(-2kg)での出走。しっかり落ち着いて周回出来ている点が好感が持てた。馬体も仕上がっていたのでその状態をどこまで維持できているか。高齢馬でもあり大きな上積みは難しいか?状態をしっかり見ておきたい。

買い目

馬連流し
5-8.3.4.7.6.2.1(強弱)

3連単フォーメーション
5→8.3.4.7→8.3.4.7.6.2.1
8→5→3.4.7.6.2.1
8→3.4.7.6.2.1→5

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