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2023年7月1日(土)福島1R障害未勝利

7月に突入し、暦の上でも下半期に突入。障害競走はローカル開催に突入。
先日、入障馬が減少傾向にあるという残念なニュースがあったのでまずは人馬無事に開催が進むことを祈りつつ、今週の予想に入りたい。

◎9ダノンセレスタ

入障から3戦大きく崩れずに競馬できている点を評価。
前走は単純に前の2頭が強かったように思える。同馬自身は一戦ごとに先行できる脚力が出てきており順調に成長階段を登っているような印象。

2走前のフロールシュタット戦はハイレベル戦
1着フロールシュタット…オープンで2走続けて見せ場
2着モルタル…未勝利勝ち上がり
4着ダノンセレスタ
5着コスモスタック…勝ち上がり期待
6着エターナルボンド…未勝利勝ち上がり
このメンバー相手にモルタルと並んで最速となる上がり38.2秒の脚を使えているならここに入れば上位の存在と言える。

体調の良さを活かしてここでも積極的にレースを運べば自然と活路は開けてきそう。

前走は496kg(-8kg)での出走。3ヶ月連続での出走の影響か毛艶はイマイチ冴えないように映った。それでも踏み込みの深さは良い水準にあった。今回は3ヶ月の休養明け。どれだけ肌艶が良くなっているのか楽しみである。

○3ゼンダンピューマ

入障後の2戦は新潟で2着、東京で4着と安定した着順を確保。
前走は直線で正面から逆走するピンクダイヤとの衝突を回避するために大きく減速するロスがありながらもラストにもう1回伸び直した精神力を評価したい。

飛越はやや身体を捻って跳ぶ面がありその点は改善の余地あり。
前走で追走力は大きく向上していたがやや固定障害には苦戦していたような印象で飛越で後手を踏む事が多かった。
今回は障害飛越数の少ない福島へのコース替わり。初戦でのレース振りを見る限り、3角からスピードを付けながら直線に向かっていく福島のコースレイアウトは同馬の持ち味をより発揮できる場所であるように思える。

ノヴェリスト産駒の福島成績があまり芳しくないようだがまだまだサンプル不足。欧州的な馬力を活かしやすい福島では成績がまとまってきてもいいはずで今回が分岐点になると信じたい。

前走は466kg(+4kg)での出走。後肢の捌きが滑らかに映った。2走使われたことでもう1枚皮膚が薄くなってくれば好走必至。

▲10ロンギングバース

今年に入ってからの4走は全て掲示板内と安定した走りが出来ている。
勝ちきれないのはラストの脚がどうしても上位馬には見劣る点。
そこを見越して開幕週の馬場に照準を合わせてきた点を見ると今回は勝負度合いが高いように思える。
血統的には父ラブリーデイ×母父ネオユニヴァース×母母父Sadler's Wellsで道悪歓迎に思えるので多少なり道悪となりそうな点はプラスに転びそう。また母母父は福島コースを得意とする血統である点も心強い。
今回は他に先手を主張したい馬がおらずハナ争いが激しくならなさそうな点は同馬にとってプラスとなりそう。
過去走を見ると順回りコースより襷掛けコースの方が気持ちよさそうに走れているように見える点も良い。脚質的に目標にされやすいが開幕週の馬場を味方に付ければ逃げ切りまで十分に考えられるとみる。

前走は458kg(-8kg)での出走。周回を見る限りは疲労感なさそうな出来に見えたが道悪馬場での開催だったことが疲労面の不安を表面化させた形だったのかもしれない。リズムと脚捌きの良さが調子と連動するタイプなのでその点は注視したい。

△1トーセンオリジン

障害競走で2着3回3着2回の実績はここでは断然上位のもの。福島コースに限れば0-2-0-0としっかりと勝負圏内に食い込んできている。
そこまで速い脚を使えるタイプではなく飛越の巧さと先行力で勝負していくタイプ。
その点では絶好枠を引けた点、前がそこまで極端に激しくならなさそうな点は同馬にとってプラスとなりそう。
江田ジョッキーとは4走ぶりのコンビ再結成となるが当時は中段でじっくり構えて勝負所からしっかり加速させて馬もきっちりと反応したようなレース。コンビとしての手は格好合っているようにみえたので同馬の得意とする福島コースではしっかりと形を作って欲しいところ。

前走は462kg(+4kg)での出走。パドックの状態はかなり良い水準に見えた。前肢の出が抜群に良かった。首の使い方にはやや甘さがみえたものの総合的にはかなり良く見えた。陣営より前走は不良馬場が堪えて進んでいかなかったというコメントがあったので馬場状態は鍵になり得る。

✕12ノアチェリー

2走前に福島コースで追い込んできた脚力を信じたい。
前走の新潟コースは平地力の問われるコースで同馬には辛かった。2走前は勝ったアランデルが強すぎたと見てここで2列目として高配の使者となることを期待。

前走は474kg(-2kg)での出走。外目を大きく周回しており気配の良さは目立っていた。前走くらいの気配の良さをキープできていれば楽しみは広がる。

紐①4カレンレベンティス

この辺りから下の序列が非常に難しい。
前走は2走目の慣れで飛越については良化が見られたように思えた。
ただしラストが鈍ってしまった点を考えるとまだまだロスが大きな競馬だったか体力面で不安があるのかのいずれか。
前走のように道中で捲っていく大味な競馬は福島コースでこそ合いそう。

前走は452kg(+2kg)での出走。周回時のテンションが高い馬ではあるが前々走と比べると幾分か改善しているように見えた。馬体自体は締まっていて見映えがするだけに当日のテンションが鍵になる。あまりにチャカチャカしているようだと下げたい。

紐②5グリニッチヴィレジ

姐さんに敬意を払って相手に入れる。

前走は452kg(+2kg)での出走。いい意味で安定した周回に映った。さすが豊富なキャリアを持つ妖艶な大人といったところ。そろそろ現役生活のラストがちらつくお年頃なだけにひと花咲かせてほしい。

紐③6ケルト

この子にお金を返してもらうまでは買い続けないといけない。ただそれだけ。2走前はあわや3着と激走。福島なら積極的に運んで残せる可能性がある。蓑島さん攻めてくれ。

前走は482kg(+4kg)での出走。出来の悪さが目立った。脚は前に進んでいかないし、集中力も欠いておりレースに参加できる状態になかった。本来は歩きのリズムの良さが出るタイプなだけに2ヶ月の休養でどれだけ良化しているか。この子からの馬券は別で組み立てたい。

買い目

3連複フォーメーション
9.3-9.3.10.1.12-9.3.10.1.12-4.5.6

ワイド流し
6-9.3.10.1.12.4.5

あとはパドックでの気配を見て買い増しする可能性ありです。

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