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2023年7月1日(土)福島4R障害オープン

福島のオープン競走開幕戦。ここを狙ってきた馬が多くハイレベルな一戦が期待できる。コース巧者か未勝利戦から上がって来たイキの良い馬か。展開的に前が流れそうで直線でごった返すという可能性もありそう。

◎6ニンギルス

飛越力の高さはここでは群を抜く

前走は中1週の強行軍だった点と難波Jのお粗末な騎乗が目に付いた印象。
好枠を活かせずドンドンと外に弾かれていったあのレース振りではさすがに上位争いは難しかった。
本来は抜群の飛越力を活かして器用に立ち回ってくるのが同馬のスタイル。
今回は有力馬に先行馬が多く、ある程度レースが流れそうなだけにタイトに回ってくることが求められそう。そうなると同馬の器用さが活きてくると見る。
3000m未満のレースでは1-0-2-0と馬券内を外しておらず、距離短縮が同馬にとっては大きくプラスに働く可能性が高い。
距離が短くなると37秒後半から38秒前半の上がりを使える脚力は持ち合わせているため脚力面でも一切見劣らない。
ここは勝機到来と見て本命視する。

前走は464kg(+6kg)での出走。年末に出走したイルミネーションJSからで言うと+22kgだった。それでも太め感はなく毛艶の良さが目立った。結果的には中1週の強行軍が祟った可能性もあるので周回の動きは十分に注視しておきたい。

○12ギガバッケン

福島では総合点が高い。スムーズに先行できれば。

先週の重賞にも登録していたがコース実績のあるここに予定通りの出走。
福島コースでは1-1-1-0と馬券内を外していない。
前走は勝利したグレートバローズが圧巻の時計で走ったためにぶっちぎられたが同馬自身は今回も対戦する3着のニンギルスに対して2馬身半の差を付けており、コース適性の高さは十分に示した結果だったと言える。
先行する有力馬が多いなかで大外枠を引いた点がどう出るか…
襷で仕掛けてポジションを取る伴啓太スペシャルが発動すれば大外枠である不安は杞憂に終わる可能性もあるが不発だった場合は厳しい競馬を強いられる可能性もありそう。
それでも前走で見せたスピード能力の高さに期待して対抗評価とする。

前走は532kg(-16kg)での出走。前々走が+16kgでの出走だったので元の体重に戻しただけではあったが活気の面では乏しいように映った。前捌きの硬さも気になったのでその辺りは過去のパドックと見比べて確かめたいところ。

▲1アランデル

上昇度に期待。流れた方が良いタイプかも。

前走の勝ち方が印象的で上のクラスでの活躍を期待したくなったのが同馬。
逃げていたメイショウキョウジをかわいがるような形で2番手を追走。直線を向くところで交わして先頭に立つというお手本のような競馬だった。まだまだ余力十分な内容に映った点も印を打つ上では心強い。
平地で2勝の実績があり、陣営からはクラスが上がった方がペースの面では却って楽しみというコメント聞かれた。
実際に今回は前で引っ張ってくれそうな馬が数頭いるため締まったペースになる可能性が高い。好枠を活かしたロスの無い競馬に期待したいところ。

前走は540kg(+6kg)での出走。メンバーの中では抜けて良く見えた。馬体の造り、脚運びともに素晴らしい出来。同じだけの出来を維持できていれば十分にオープンクラスでも通用しそうなほどいいパドックだった。

△5ネビーイーム

2kgの斤量増が心配の種

前走の勝ち上がり方が非常に中身の濃いものだった。決してレベルの低いメンバー構成ではなかったが強気に前々で運んで直線では馬群の間を縫って伸びてきたその姿は明らかに人馬の成長を感じさせるものだった。
今回は前走から2kg増えて61kgの斤量を背負っての出走。ダッシュ力、末脚と影響は大きそうでここは2列目の評価に留める。

前走は526kg(+8kg)での出走。身体は光っていて踏み込みの力強さが目立った。前走より出来落ちに見えるようだと印を落としたい。

×3ブルメンダール

卒なくセンスの良い平均点タイプ

昇級戦になるがセンスの高さは特筆すべきレベルにある。
勝ち上がりまでは4戦を要したがクラスが上がっても崩れないと見る。

前走は466kg(-4kg)での出走。高い水準の周回で良い意味で平行線に映った。歩きの柔らかさは良いレベルにあった。今回もパドック気配は気に留めたい。

紐①10モルタル

末脚の破壊力は大きな武器

ようやく未勝利戦を突破した身だがこれまで戦ってきた相手はそれなりのレベル。
これまで負かされてきた相手は上のクラスでも通用している。
後ろで脚を溜めて最後に脚を伸ばす競馬に専念すれば良く展開利が期待できる。

前走は462kg(-4kg)での出走。気配は平凡に映ったがしっかりと好走。好走時のパドックをしっかり見返したい。

紐②11ナギサ

コース相性の高さはダントツ。騎手と斤量がどうか。

コース巧者。水沼Jが栗東まで跨りに行ってた姿勢を評価したい。
大外枠、テン乗り、59kgと乗り越える壁は多いため今回は押さえまで。

前走は494kg(-12kg)での出走。活気のあるパドックで細くは見せなかったがやや気持ちに余裕はなかったか。今回の周回では落ち着きがあるか注視したい。

紐③9テトラルキア

展開的に一発あってもおかしくない

末脚一閃に期待。モルタル同様やることはシンプル。

前走は486kg(-4kg)での出走。リズム良く歩けているという印象だった。やや力強さには欠けた。

買い目

3連複フォーメーション
6.12-6.12.1.5.3-6.12.1.5.3.10.11.9

馬単マルチ
6⇔12.1.5.3.10.11.9

パドックでもう少し絞れるかどうか…

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