8/27(土)小倉8R小倉サマージャンプ(J-G3)

夏を締めくくる名物重賞。この中から暮れの大一番を狙う子も出てきそう。
過去の結果から前受けできてなんぼ。もしくは道中捲っていけるだけの脚力が必要。
ただし今年は2.3.4がハナ争い、8.11も早めにポジションを上げにいく可能性が高く、後方勢に出番があっても良さそう。
そこで捲っていける脚力のある馬と末脚のある馬を上位評価してみる。

◎ 13メイショウユウスイ

障害馬POGで指名させて頂いている馬。だからと言って本命にしたわけではないが…
前走は先週未勝利戦を大差勝ちしたマサハヤニース相手に小倉コースで完勝。3着だったニンギルスも既に強い競馬で勝ち上がり済でレベルの高さは明々白々。ここまで勝ち味に遅く善戦マン止まりだったが戦ってきた相手は強かった。前走は強気のレースで早めに仕掛けて見事に押し切った。
ゲートが遅いことが多く、スタート後遅れる事が多かったが最近はだいぶ解消されてきた。今回は昇級初戦で遅れる可能性もあるが、飛越自体は上のクラスで十分に通用するほどスムーズだし、襷あたりでポジションを上げていく西谷さんらしい騎乗が出来れば、楽しみはあっていいはず。
陣営が平地力のなさを言い続けていた点は気になるが、小倉コースでは平地力よりも飛越のスムーズさとスタミナの方が大事と見る。混戦でのスタミナ比べでこそのロベルト系。母父タニノギムレットの底力にも期待したいので人気のないここで拾いたい。

◯ 1メイショウウチデ

いかにも前走が拾い所で1レース乗り遅れた感はあるものの好枠を引いて展開的にも向きそうなので対抗評価。昇級から4戦走っているが未だに馬券外はなし。前走は故障明けで1年1ヶ月ぶりの出走だったが62kgを背負ってあの競馬が出来るならここで十分に通用する資格はある。
2走ボケの不安があったが、前走の1週間後から乗り込みを再開できておりその心配は杞憂で終わるという判断。
末脚の優位性はこのメンバーに入れば明らかで◎同様展開的に向いてくれそうということで対抗評価。

▲ 9アサクサゲンキ

先行勢で最上位評価。前走の新潟JSでは石神ジョッキーとのコンビ結成初戦かつ新潟でのスピード比べは不利と思われていたがしっかり形を付けての5着。3-1-0-0と得意の小倉コースに替わって、石神ジョッキーとのコンビ継続となれば当然この人気になる。
石神ジョッキーは今年になって小倉コースの癖を掴みつつあるので問題はなさそうだが、本来はあまり得意ではなかったはず。そこに全場での障害重賞制覇という偉業が掛かったレースなら必要以上に人気しているはず。同馬自身も昨年ほどの勢いがあるわけでは決してなく、展開面でも上位2頭ほどは向くと思っていないため評価としては3番手まで落としてみる。

△ 10テリオスルイ

このレース最大の惑星と思っているのが同馬。レース当日10時の時点では11番人気。昇級後2戦はクラスの壁に阻まれているように見えるが、前々走は4角で先団に取り付き見せ場十分も脚力の差で置かれてしまった。前走は行くところ行くところが詰まってしまって消化不良なレースかつ直線がダートコースだったのが良くなかった。と敗因は明確。
未勝利勝ちは今回の◎を同じ小倉競馬場で0.7秒差つけてのものでありそれなりに価値はあるはず。◎は入障初戦だったのでその分だけ評価は落としたが十分にやれてもいいしあっと驚かせるシーンがあってもいい。

✕ 11ポルトラーノ

昨秋にオープン勝ちしてからの安定感が素晴らしい。前走はさすがに距離が印象。襷コースが向くのは戦績からも明らかで気性的にも距離短縮はプラスに働くはず。草野ジョッキーが手の内に入れているだけに問題はなさそうだが、気性面の危うさという意味では不安も残るため5番手に留める。

紐① 7テイエムタツマキ

昇級後はエンジンの掛かりの悪さが目立つだけに距離延長はプラスに作用するはず。今回はノーマークだろうし、展開的にはハマる可能性がある。黒岩ジョッキーは先週も人気薄のメイショウアルトで豪快な差し切り勝ちを決めておりここでもそういった騎乗を狙ってくるはず。

紐② 5シャイニーゲール

小倉は未勝利勝ちした舞台。前走は加矢太ジョッキーとのコンビで見事な差し切り勝ちをしてコンビ継続となるのは心強い。ただし今回は減量が効かない60kgだし、初めての3000m超のレースと課題も多い。枠の並び的に前に行く馬にカットされる可能性もあるのでポジション取りは鍵となりそう。
ここでも来てしまったらいよいよ小牧加矢太は恐ろしい。でも平然と来てしまっても驚けない存在になっているので紐に一考。

紐③ 8マサハヤドリーム

小倉コースは勝ちきれないまでも安定して能力を発揮しているコース。昇級後で0-3-0-1とコース実績はこのメンバーでは上位。唯一圏外となった今年2月の春麗JSは上位勢が軒並み差してきてのもので同馬自身は先行馬の中では最先着している。ただし去年のこのレースを最後に1年間馬券になっていないという事実があるのであくまでも押さえまで。

買い目

三連複フォーメーション
13.1.9-13.1.9.10.11-13.1.9.10.11.7.5.8
馬連流し
10-13.1.9.11.7.5.8

あとはパドックを見て多少の上げ下げ、買い目の追加予定です。



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