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2024年3月30日(土)阪神8R三木ホースランドパークジャンプS

オープン特別とは思えない超豪華なメンバー。先々の大きなレースに繋がっていきそうなメンバーがここに集った。

オープン勝ち馬が5頭、オープン連対経験馬が3頭と本当にレベルが高い。

阪神3140mの直線芝コースという1年を通してこのレースと阪神JSでしか使われない特殊コース。

立ち回りの上手い馬が好勝負できる傾向にあり、機動力のある馬、コース実績のある馬を上位評価したい。


パドックメモ

2023年7月〜前走まで

◎4オールザワールド

未勝利→オープンと連勝中の同馬を本命視する。

過去の2連勝では森Jとの相性の良さがすごく伝わってくる内容で、ジョッキーが仕掛けたい場所で即座に反応。出して行きたいタイミング、出して行きたい場所までスッと反応できるのが最大の強みに思える。

前走は確かに勝負所で内に飛び込んでいけたことで展開的に恵まれた点はありそうだがそれは機動力ゆえのことで評価を落とす必要はないと判断。

前走でもゲートからすんなり先行できるダッシュ力と勝負所で反応できる瞬発力を示せたことは大きい。

馬のタイプ的に斤量負けするようには見えないし、そもそも出走11頭中5頭が61kg以上を背負うなら斤量がそこまで悪さをしないと思う。

同馬の兄弟であるミッキーブリランテ、ダノンザキッド、ダノンタッチダウンはいずれも阪神コースの重賞で連対実績がありコース相性はありそう。

入障からの3戦で記録した上がり3Fタイムが38.9秒→38.3秒→38.1秒と一戦ごとに縮めている点も評価したいポイント。

ここ勝ち負けを期待したい。

◯2スワヤンブナート

前走は五十嵐Jを背にまさかの逃げて2着という新たな一面を見せてくれた。

前々走は2着にぶっちぎったエンデュミオンはオープン勝ち、3着のゴールドパラディンはオープンで3着に好走とメンバーレベルの高い一戦だった。

前走はオールザワールドの2着に敗れたものの先行できる器用さを見せる事ができたし、上がりはメンバー中3位とまずまず。

阪神は未勝利勝ちをした舞台。
今回は未勝利勝ちの時とは違い直線芝となるが平地時代の実績を考えると直線芝は悪いように作用しないはず。

好枠を活かしてスムーズに立ち回る事ができればおのずと好勝負できるはず。

▲10タイキフロリゼル

1戦ごとに内容が良化しており今回はさらなる上積みを期待したくなる。

前走、前々走でハイレベルなレースをしてきた事が馬に刺激を与えてくれることを期待。

2年前のこのレースを制した実績がありコース適性はこの中で1番と言っていいだろう。

その時は中段につけて37.3秒の上がりで差し切るという強い内容。

スピードが問われる馬場を得意としており、しかも母父は外枠巧者のクロフネ。
上手く流れに乗れると一発あってもいい。

△3ニューツーリズム

ここまで戦ってきた相手はここに入ると1枚も2枚も違う。

今回のメンバーでマイネルグロンと1.6秒差で回ってこれる馬がいるのかと考えると持てる地力は間違いなく最上位。

それでもこの評価に留めているのは器用に立ち回ることが求められる阪神コースの適性がどうかという点と62kgを背負う点。

新潟コースでは61kgを背負って2着が2回
2022.10.22障害オープン 1着バイオレントブローから0.2秒差の2着
2023.5.20障害オープン   1着サクセッションから0.1秒差の2着

キャリアで唯一62kgを背負って出走したのは2023年1月21日に小倉で行われたジューンベロシティ戦。上がり36.6秒というメンバー最速の末脚で追い込むも5着に敗れた。

これだけの脚が使えるので斤量負けするタイプとは言い切れないがダッシュが効いていなかった点は気になるところ。

伴Jとのコンビの時はしっかりとダッシュが効いて先行出来ているだけに今回もスッと先行する可能性もあるが、斤量の影響でダッシュが効かない可能性もあり、その時は後手を踏むこととなる。

取扱いは人気との相談という形になりそう。

✕5サイード

前走の牛若丸JSは展開利があったとはいえ器用に立ち回ってケイティクレバーの2着を確保。サクセッションの猛追をしのいだのは非常に高評価。

速い決着はもってこいのタイプで昨年は夏に連勝したように気温が上がる点も歓迎材料かも。

とにかく器用に回ってこれる馬を評価したいため2列目評価とする。

☆6ブレッシングレイン

まだまだ底を見せていない存在。

この馬の場合脚元との戦いともなるためまず牛若丸→ここと詰めて使ってこれた点を評価したい。

今回は草野Jへの乗替となるが未勝利勝ち→阪神JS6着の時にコンビを組んでいたので相性としては全く問題ない。

1戦目 未勝利戦 上がり37.2秒 草野J
2戦目 阪神JS  上がり37.6秒 草野J
3戦目 オープン 上がり42.0秒 小野寺J
4戦目 牛若丸JS 上がり40.2秒 小野寺J

過去のレース別の上がりを見ても分かるように条件が違うとはいえ草野Jとコンビの時に速い上がりを使えているという事実があり今回は末脚を伸ばしてこれる可能性がある。そうなると展開を突ける可能性は十分にある。

ポジティブな紐評価。直前気配次第では2列目に入れるし単まで持ちたい存在。

紐①7タマモワカムシャ

跳びが上手だが平地力がないという印象がずっとあったが近走は速い上がりを使える機会が増えてきて成長を感じる。
どうしても後方からのレースとなることが多いので印は落とすが一発あっても驚けない存在。

紐②8フィロロッソ

昨夏の小倉の未勝利戦でとんでもないパフォーマンスを見せてくれたがそれ以降は己との戦いになって100%の力を出せていないレースが続く。

基礎体力は高いものがあるはずだが内面的な不安が大きい。

約5か月ぶりの実戦。前回が全く制御できなかったレースだったのでガッチリと抱え込んで競馬を教え直す可能性も十分にあるとみて紐まで。

紐③11エンデュミオン

前走は非常に強い内容でオープン勝ちした。

楽に先行できる脚力があって器用に立ち回れるのでレース場をあまり選ばないような印象を抱かせる。

ただ今回は初の3000m超への距離延長、負担重量増、乗替(中間跨っている気配もなし)、そして大外枠とネガティブな要素が多そう。

その割にしっかりと人気することが予想されるなら紐扱いまでの評価に留めておきたい。

ターファイト会員さんの情報次第で取り扱いは変わってきそう。

2024年上野J 3着内馬の成績一覧

ちなみに今年の上野Jは1着5回2着2回と好調であるが完全な初騎乗での馬券内経験は1回もなし。その点も今回嫌ってみたい要因の一つ。

買い目

おそらく◎の1頭軸で3連複を買いますが買い方はオッズを見て…

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