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2024年2月17日(土)小倉4R障害オープン

どの馬が逃げるのか?まず展開予想が難しい。
前走未勝利戦で鮮やかな勝ち方を演じてここに駒を進めるもの、ハイレベルなオープン競走で安定感のあるレースをしてきたもの、斤量を背負ってでもここを使ってきた実績馬と多様なメンバーが顔を揃えた。

いよいよ開催後半の冬コク。春以降のシーズンに向けて新たな勢力の台頭に期待したい。


パドックメモ

2023年8月~前走まで

◎13メリディアンローグ

大外枠を引いたことで逆に先行するしかないと腹が決まったことに期待して本命に据える。

前走のブラックボイス戦はゲートで痛恨の立ち遅れ。
そこからポジションを取りに行くこともできず最後に後方から追い込むが届かず4着に敗戦した。
オープンクラスの2860m、小倉開幕直後で追走が苦しくなったというのも大きな要因だったように思える。

今回は距離延長、開催が進んでタフさが求められる馬場となった点、確たる先行馬がおらずにペースが落ち着きそうとこの馬にとってはプラスに働く要因が多いように思える。

大江原Jは先週のオープン競走で距離は違えどアランデルを大外枠からエスコートして勝利に導いている。
そのレースのように馬の力を信じて外からレースを進めれば十分にチャンスはありそう。

前走で先着したサンデイビスが距離延長した次走で勝ち上がっているようにレースレベルは決して低くはなかったはず。

枠の不利を跳ね返す好走を期待して本命とする。

○11ヴァリアメンテ

余裕たっぷりに前走を勝ち上がって昇級戦となる同馬を対抗に据える。

昇級戦、確たる先行馬不在ということで西谷Jとのコンビで同馬がどのポジションを取るかはレースを予想するうえで大事なファクターとなる。

昨日、障害レースガチ勢の方々を対象に取ったアンケートによると明日のレースの展開を作るのは同馬とのこと。

41人の猛者が導いた答えはヴァリアメンテの逃げ

じゃあ逃げるでしょう。少なくとも先手を主張するでしょう。笑

前走はおそらくハイレベル戦と呼べるもので2着ファルコニア、3着メルテミア、4着イフティファールは早期の勝ち上がりが期待できる。

そういったメンバーを相手に最後は遊びながら走っていたというほどの余裕がある状態だったのは昇級するここでも体力面の担保となりそう。

展開が読みづらいメンバー構成なだけに平地時代に4勝してオープンクラスまで勝ち進んだ平地力がものを言う可能性が十分にあると見る。

この短期間で3度目の小倉への輸送で状態面は気掛かりであるが遊びながら走っていた余裕があるのであればまだまだ体力面は問題ないと信じて。

▲8オールザワールド

入障戦2戦目となった前走で無難に未勝利戦を突破。
過去2戦はとにかくレースセンスの高さが目に付いた。

そして森Jとよく手が合っている印象で操縦性の高さがレース映像からもよく伝わる。

前走は結果的に2着に退けたクラップサンダーがレース終盤で捲っていく展開で黒岩Jやったな!と思わせる展開に見えたがゴール前で計ったように差し返して勝利をモノにした。
慌ててもいいところを馬の脚を信じて追い出しを我慢した森Jの胆力はお見事としか言いようがないものだった。

同馬の実力を信じ切っているからできる芸当でその相性ならばここで昇級即通用となる可能性は十分にあり得るはず。

状態がさらに上がっているという陣営のコメントにも期待して3番手評価とする。直前気配次第では2番手へ上方修正することも視野に…

△10フロールシュタット

近走は軒並みハイレベル戦を経験。特に近3走はいずれも5着となって掲示板を確保している。確実な飛越と末脚を武器に安定した走りを見せている。
ただ裏を返せばワンパンチ、ツーパンチ足りない。

開催の進んだタフな馬場、距離延長、ローカルコースで足りないところを補ってくれることに期待。

✕12グレートバローズ

持てる力を発揮すれば62kgを背負っていても圧勝まであり得る。

福島コース以外ではレース途中で集中力を欠いてしまうことがありまず己との戦い。
今回はチークピーシーズの着用を示唆していて集中力が増すことが期待できる。

前走は連続障害で集中力を欠いたとのこと。今回も同じ条件である以上同じように連続障害が訪れる。まずはそこを乗り切れるか…

あとは62kgを背負って同じようにダッシュが効くか…

能力面は間違いなくトップクラスであるが、評価しづらい不安な面が多くそれで人気するなら妙味も考えて評価はやや落とす。

紐①1スワヤンブナート

入障してからの2戦はいずれもハイレベルでまだまだ底は見せていない。
特に末脚は目を見張るものがあり2戦とも37秒台を使えていてその破壊力はここに入っても全く引けを取らない。

ただ今回は一気の距離延長とメンバー強化にあわせて五十嵐Jへの乗り替わり。
しかも五十嵐Jが中間で跨っているわけでもない。

本気度が低い可能性もあるとみて今回は相手まで。

紐②7スーパーフェイバー

小野寺Jがスワヤンブナートでなくこちらを選んだのか元々決まっていたのか…
前走はハイレベルだったセブンデイズ戦で1.8秒差の6着と悪くない競馬。
小倉コースは0-0-3-1と決して苦手としているコースではない。

人気はない立場で気楽に乗れそうなだけに思い切った騎乗を期待したい。

紐③3プラチナドリーム

3か月ぶりの出走だった前走は続戦の疲れが取れて伸びやかにパドックを周回しているような印象を抱かせてくれた。
距離延長は良さそうな印象で枠なりに上手く運べばチャンスがあっても…

買い目

オッズと直前気配を見て…

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