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ヒラエスと呼ぶのだろうか
【ウェールズ語の「ヒラエス」は、「帰ることができない場所、失った場所や永遠に存在しない場所への郷愁と哀切の気持ち」を意味する。 】
らしい。
どうしようも無いくらい大切で大好きで愛おしくて狂っていくくらいあんたにずぶずぶだったんだよ。好きで好きで好きで、頭の中はあんたの事だけで飽和していたそれくらい私の全部だった。
けど終わった。どうってことない。
あれから1年経った。ちょうど1年今日で経
冬の匂いが嫌いなんだ
季節による匂いって、あれ、万国共通なのかな?
過ごした場所も経験も十人十色なのに、夏が来ると、冬が来ると、あ、今年も来たな。って感じる。
冬がね、嫌いなんですよ。
冬はあなたとずーーーっと一緒にいたから、冬の匂いを感じると、ふわふわのパジャマに身を包んだあなたを思い出す。
一緒に鍋をした。映画を観た。Huluにする?ネトフリ?一緒にベランダに出て、大きく息を吸って、はーーーーーって息を吐いて、真
パーフェクトな日だから
何かしらのアイデンティティが欲しかった。
他の誰とも違う
自分を自分たらしめるものが欲しかった。
だけれど私はあまりにも普遍的で
時間の流れと共に、ゆっくりと世界の背景になってしまう自分を、ぼーっと眺めることしかできない。
身長151センチ体重42キロ足の大きさ23センチで、頭脳明晰な訳でもなければ、運動神経が飛び抜けて目立つわけでもない。
学芸会なら村人Aか主人公のお付きの人役。
スポットラ
「ちゃあちゃん」と孫ズ
「ばあば」「おばあちゃん」「おばあ」
世のお婆ちゃんは、孫から色々な呼び名で呼ばれている。最近では、「おばあちゃんなんて呼ばれたくないわ!」てな感じで、名前に〝ちゃん〟を付けて呼ばせているところもある。
で。
私達、私のお婆ちゃんの孫達はお婆ちゃんのことを
〝ちゃあちゃん〟
と呼んでいた。
お婆ちゃんの名前は
ちかこでもないし、ちあきでもないし、ちはるでもない。
でも、〝ちゃあちゃん
私は狼じゃないけれど
読書、ではない。
私がここで紹介したいのは映画だ。
しかもお洒落な洋画ではない。
「おおかみこどもの雨と雪」
子供向けのアニメーション映画だ。
私がこの映画に惹かれたのは、主人公達が男女の年子姉弟であること。ただそれだけだった。
私にも、一つ下に弟がいる。
映画の中で仲睦まじく成長する姉弟が、思春期を迎えそれぞれの道を模索し、進んでいく。その途中で衝突することも何度かあり、特に弟が姉をボコボ