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【転職エージェント】転職を止められるケース。本当にあった実例3選

「今より給料上げる転職がしたい!」
「あの職種憧れるなぁ。転職しようかな・・・

こんな希望をもって転職活動をしていませんか?

<この記事を書いている人>
◆ 転職エージェント歴16年&自身も5回の転職を経験。
◆ 転職系の企業メディアへのコラム寄稿依頼も頂いています。
ブログ村、FC2ブログランク「転職」カテゴリ1位継続中。
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この記事では、サポートをするはずの転職エージェントに「転職を止められる」ことがあるということ。
私が現役エージェント時代に「実際に転職止めたことのある事例」を紹介します。

この記事を読んでいただければ、転職に必要な本当のものがわかり負のループに陥ることがなくなります。

< こんな方にオススメ >
◆ 転職をすべきか悩んでいる
◆ 転職したいけど条件は落としたくない
◆ 憧れの職業があってチャレンジしたいと思っている

<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α


【転職エージェント】転職を止められるケース。本当にあった実例3選

私は16年もの間、転職エージェントとして色々なケースでの転職希望の方をサポートしてきました。
しかし、エージェントは転職へのサポートをするだけでなく・・・

「今」転職をする事を止めるケースも多々あります。

もちろん転職エージェントは営業職です。
売上は求職者の方が転職先に入社、その方の初年度年収の30%を報酬として企業からいただきます。
なのでできればどうにか決めたいと思うのが正直なところです。

私も後で紹介しますが、いくつかの理由で「今転職する事」を止めたことがありました。

「転職することを止める」

一体なぜそんな事をするのでしょう?
その理由について次の項目で解説していきますね。

< 関連記事 >
【転職エージェント】ブラックリストが存在する?該当者の実例を紹介


転職エージェントに「転職を止られめる」本質的な理由

転職理由の大半は「現状の不満」からの場合が多いのですが・・・
転職は「現状の不満を消すことを目的」にはしない事、の理解が必要です。

理解のないまま、確認しないまま転職をすることによって

  • 思っていた仕事と違う!

  • 給与がめちゃくちゃ下がった!

  • 環境がより悪くなってしまった!

など再度転職をせざるを得ない「負の転職スパイラル」に陥る可能性が高くなります。

< メモ >
エージェントも転職1年以内は、転職者が退職すると報酬を一定額返金する契約を結んでいます。ですから「どこでも入れればいい」というわけではないんですね。
そのため確固たるご本人の「転職の決意」が必要なわけです。

私も現役時代、ヒアリング時に必ず聞いていたことがあります。
「今すぐ辞めたいを100%とすると、現在の転職意思は何%ですか?」
と、おおよその決意の度合いを確認していました。

「現状への不満」は同じだとしても

  • 「転職先に求めるもの」

  • 「転職を希望する理由」

ここが不明瞭で転職が「今より良くなる手段」と考えているだけのケースの実例。

次の項目で、私が現役エージェント時代に実際に「転職を止めた」ケースを紹介します。
ぜひあなたの転職意欲にも照らしてみてください。


転職エージェントに転職を止められる。私が実際に止めた実例

< 私が転職を止めたケース >

  1. 転職歴なしで年収が高いケース

  2. 現職を辞めることだけが先行しているケース

  3. 未経験職種を志す理由が「イメージだけ」のケース

順に説明しますね。


1.転職歴なしで年収が高いケース

1社で長く勤務して役職や年収がそこそこ高い方の場合です。

一見すると職歴は1社のみでキレイなんです。
ですがこのケースで「止められる原因」となるのが・・・

転職先でも「同等かそれ以上の待遇」を求めてしまうと言うことです。
スタートの待遇
とは「あなたへの期待に対する投資」です。

新天地ですぐに実績を出すと言うのは簡単そうで難しいことです。
一緒に働く人も、扱う製品やサービスも働き方だって変わるかも知れない。

しかし長く1社で勤務してきた人は・・・

< ここがポイント >
現職が「ベースとして染み込んでいる」ために新環境のやり方に疑問を感じ順応の姿勢を見せない
「他社に最適化できない」
言い方が悪いですが「他で使い物にならない」という烙印を押される危険性があります。

ここを最初から理解した上での意思の強い希望ならば別ですが、大半はそれを説明すると「もう少し考えてみます」となります。

瞬間的に「転職してやる!」と思うこともあったかも知れません。
転職するということが・・・
「現職の看板を下ろすこと」。
そう認識できた時が転職すべきタイミングです。

その他、長く働いたことによる年齢によって「市場価値」に理想との間で差が出ます。
そこも転職エージェントが正確に伝えないといけないポイントでもあります。


2.現職を辞めることだけが先行しているケース

次に、とにかく現職が不満で不満で1日も早く辞めたいケースです。
このケースも一旦止めます。

冒頭でもお伝えしましたが・・・
転職というのは「不満の払拭が目的ではない」という事を理解してもらいたいからです。

ヒアリングの場では転職希望に至った理由と「転職先に希望する事」を聞きます。
しかしこのケースでは「辞める事」が最優先になっていて何も決まっていない
こちらから業界や職種を提案しても「なんでもいいので受かったら行く」

とても危険です。
「転職すれば環境が良くなる」と信じてしまっているためです。

不満の原因にもよりますが・・・

< ここがポイント >
転職をしようと決めるまでに・・・

  • 何が不満なのか?

  • 次の勤務先に何を求めるか?

  • そこで自分の何が活かせるか?

最低限、この3つの軸を持って臨まないと「負のスパイラル」「先細り転職」に陥ることは見えています。

転職エージェントも転職先を短期間で辞められることは、取引先との信頼にも関わるため安易に進めていくことはできないんですね。

焦りすぎずに上記の3点を明確にして、それを面接で前向きに伝える相談を時間をかけて行っていくべきケースです。


3.未経験職種を志す理由が「イメージだけ」のケース

未経験の職種にチャレンジすることはとても素晴らしいことだと思います。

しかし何も勉強せずに

  • 「なんかかっこいいから」

  • 「キラキラして見えるから」

この「イメージ先行型」の転職も高い確率で失敗します。
だからエージェントも一旦止めるんです。

キラキラして見えるものほど裏側の苦労は大きいものです。
逆を言えば・・・
陰で努力したからこそいざという時キラキラしているのは、どの職種でも同じなんですよね。

まずは「その職種への理解を深めることが先」と言うケースです。

< ここがポイント >
転職エージェントは実際にその職種で働く人のやりがいと同時に大変な部分も理解しています。

そう言った「見えないところの情報」にこそ「転職すべきかどうか」の本人の覚悟を必要とします。

転職エージェントからの「職種情報」はしっかりと受け止めて自分もその道でやっていきたいんだ!

そう思えることが転職へのスタートラインに立つきっかけです。


決してイメージだけで決めず転職エージェントと相談して「必要な情報」を得ましょう。

<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α


転職エージェントに転職止められるのはあなたへの「想い」

転職エージェントのアドバイスは・・・
あなたの「将来を想って贈るもの」だという事をぜひ覚えておいて欲しいと思います。

単純に右から左へと流れ作業で転職させることが「サポート」ではありません。
この事を理解すれば環境について、もう一度冷静に考えることができます。

< 転職活動に重要なもの >
イメージではなく「決意」
転職は人生に影響する「ライフイベント」です。

転職活動に入るにあたって、これがあればあなたの活動は転職エージェントの情報とサポートによってより実りあるものとなるでしょう。

ぜひプロの情報とアドバイスを参考に、素敵な環境で働ける事を願っています。

<参考記事>
【2024年最新】第二新卒・短期離職向け転職エージェント15選+α
【2024年最新】総合力オススメ転職エージェント13選+α

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