まわる世界と僕らの歩き方。


7月も今日でおしまい。あっという間に感じるのは相変わらずというところですが、時間が加速しているように感じるのは歳を重ねてきたからとも言えるそうで。子供の頃は確かに時間が過ぎるのがここまで早くは感じなかったかもしれないなぁと思い返しています。初めて通る道は長く感じ、何度も通る道はそれよりは短く感じる。それは精神的にももちろんあるのだろうけど、脳科学的にもそうらしく、経験を重ねて慣れてしまっているものは無意識に過ごせてしまうそうです。

そう考えると、新しい刺激や経験がない時こそ早く過ぎてしまうのでは、と考えてしまいますよね。学校もそうだし、仕事もそうかもしれないけど、一定の流れというものがあり、行事というものもあります。学生時代なんてずっと試験に追いかけられてるような感覚だったし、それが3周すれば中学を卒業し、もう3周すれば高校を卒業し、というサイクルだったのかもなぁなんて思うのですよね。笑 

そして新しい体験をするということにいつからか億劫になってしまう自分もいました。「石橋を叩いて渡る」という諺があるけれど、その「石橋」を叩いても渡らないと言ったこともあったりもしますよね。そうするとどうしても自分の今までの経験のみのルーティンライフになってしまいます。それはそれでとても大切なもの。生き物は変わりたくないという欲求が根本的に備わっているそうです。それを恒常性という言葉で表されていたり、でもそれが習慣や生活ということだよなぁとも思ったり。




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