ハードディスクの分解(その6)
恒例?のハードディスクの分解です。そろそろ他のモノも分解しろという声も聞こえてきそうですが、まだあと数台残っています。今回は2009年購入のHITACHIの500G、SATAです。当時は7200回転が必須でしたし、やはりHITACHIは安心できたんですよね。HDDというものはメカなので、いつかは壊れるのですが、HITACHIの壊れ方は男らしいというかダメになる時はハッキリとダメになってくれるので諦めが付きやすいのです。
他のメーカーの場合、何となく調子が悪いという症状が出やすく、エラーは出ないのだけど特定の場所へのアクセスに異常に時間がかかるようになるなど、なかなか使い続けて良いのか悩むことも多いです。SMART見てもハッキリと数値で出ないのですよね。
蓋を外すのですが、今回は表のシールを剥がしても隠れた穴は無かったです。うん男らしい。
この時代は普通の空気が入っているので、結露対策なのか大抵は活性炭の袋が入っています(左下)。ヘッドと裏側の磁石は裏面からネジでとまっているので、そちらもきちんと外してあげます。
ヘッドを動かす磁石はネオジムなのでかなり強力です。磁石の部分だけハズせれば他の用途にも使いやすいのですが、残念ながらここをハズスことには成功していません。接着なのかなぁ。
500Gで2枚4面なので1面あたり125Gなんですね。1ビットあたりの面積を考えるとすごい技術だなぁと感心します。
円板の中心にある部品も外したいのですが、これが外れないものの方が多いです。最後に円板の表面を取り出した磁石で撫でてしっかりとデータをかき混ぜておきます。ここまでしておけば万が一でも安心でしょう。
そろそろ分解もマガジンにするかなぁ。
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