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信州で新そばを頂く - 山品(大町市新行)

先日、信州まで出かけました。ちょうど新そばの季節でもあるので、信州に行った時には必ず立ち寄っている「山品」に立ち寄りました。

山品

新そばの季節なので「新行そばまつり」が行われていた筈なのですが、まだコロナの影響なのか特別な何かが行われている気配はありませんでした。

新行そばまつり

ここはJR大糸線の稲尾駅付近からでも自動車で10分ほど長野方面に向かった新行という地区にあるので、公共交通機関で行くのは厳しい場所です。この地区の中心部は県道3号線と県道393号線の交差点なので、そこに立てば看板は見えるはずです。

こんな場所で食べます

このお店は元々は宿もやっていたのですが、もう随分と前からランチのみの営業になっています。畳の広い和室があって、そこで頂きます。椅子があるテーブル席も増えたのですが、3分の1くらいは座って食べる席です。

きのこ皿も頂く

注文をしてからそばを茹で始めるので、少し時間がかかります。お通しとして季節の漬物がでるのですが、今回はちょうどキノコの季節でもあるのでキノコ皿もいただきました。よく見るといわゆる畑で作ったキノコだけではなく近所で採れたのだろうと思える種類もちゃんと入っていました。

ざる(並)を2枚いただきました。左のはもう少し食べてしまったのでした。

他にもそば粉で作ったホットケーキのようなうす焼き(ネギが挟んであり味噌のソースで頂く)もオススメです。

「いやぁ、美味しかった」

やっぱり、ここのソバは最高です。実はかれこれ50年近く通っているのですが、ソバの味は変わらないような変わったようなでもあり、このお店も建物こそ同じですが、きちんとメンテされています。そして周りの風景が随分と変わったなぁと思いを馳せます(昔はどの家も萱葺きだった)。

毎年食べている立場でブッちゃけると、今年はやはり暑すぎたのか収穫してから時間が経ってしまったのか、やや薄味で水っぽく香りが少ないぞとも思いましたが、それはいつもの年と比べただけで、美味しいことには違いありません。

「手打そば 元祖 山品」

良質のそばが育つ美麻新行の「手打ちそば 山品」@ 大町市

鴨居の上には、ここを訪れたいわゆる著名人のサイン色紙がたくさん飾られているのですが、もう誰も知らなくなってしまったような人の色紙がコッソリと新しい人のものと入れ替えられているのを探すのが毎年の楽しみです。長野オリンピックに関わるグッズなども飾られているのですが、気がつけばもう25年近くになるのかと時に流れを痛感するのです。

新行地区の風景。手前は収穫の済んだそば畑

このお店の思い出を語りだすと、キリが無いくらいなのですが、昔の写真でも出てきたら、その時にでも書こうかな。

#新そば #大町市 #新行 #山品 #そばまつり  

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