レキシイデータの思い出
子供時代、勉強が好きという訳でもなかったのですが、親というよりかは親戚や親の友人が知育玩具をプレゼントしてくれることが時たまありました。そういえば英単語を覚えるのに綴りとイラストの描いてあるカードに磁気テープが貼り付けてあって、自分の手で専用の読み込み装置で、そのイラストカードをクレカのようにスワイプすると、その単語が読み上げられるというのもありましたね。一定の速度でスワイプしないといけないのが良く作られていたようなんですが、あまり良く覚えていません(未だに英語が得意ではないので、役に立ちませんでしたね^^;)。
確か小学校3年生くらいのときだと思うのですが、レキシイデータという四角い黄色の表に金庫のような感じで中央にぐるぐる回すところと、周囲に12個の位置を三ヶ所設定できるレバーが付いている謎の装置を使った知育玩具を買ってもらいました。
謹賀新年☆昭和の電脳玩具?!「レキシィデータ」を覚えてますか?
学校で習う内容に合わせて学年ごと、教科ごとのテキストが用意されていて、ひとつのテキストには1ダースほどの問題用紙が付いていました。やりたい問題を選んで、まず左上にあるかわいい人形を押し込んでから、問題番号を中央のレバーを押し込みながら回して設定します。そこから赤いレバーを使って12個の三択問題を解いていくのです。
まあどの問題も解答は三択なので、パチパチと位置を設定し、すべてが正解だと金庫のようにロックが外れて左上の人形が「チン!」という音とともに飛び出してくるのです。どこかに間違いがあると出てこないので、最初から見直して正解が出るまで考えるわけです。まあ三択なのですが組み合わせ的には何十万通りはありますし、設問も良くできていてヤマ感で正解に辿り着くのはなかなか難しくなっていました。
3年生の分はアッという間に終わってしまったので、4年生のテキストをねだって、それも3年生のうちには終わらせたように覚えています。結局4年のうちには6年生の分まで終わってしまいました。テキストは勉強だけではなくクイズのような内容のものもあり、それなりに楽しかったのですが、答えを選ぶだけの問題集には楽しさにも限りがあったのかもしれません。
その後は、せっかくテキストが揃っていたので誰かにあげてしまったんじゃなかったかな。実は構造を調べたくて分解しようとウズウズしていたのですが、分解したら戻せる自信がなかったので、そこは我慢しました。代わりと言っては何ですが、黒ひげ危機一発ゲームを存分に遊んでからバラしたような気がします。こうして錠を破るのが好きになっていったのです^^;
あらあら知育玩具のハナシではなくなっていましたね。まあ勉強なんて、それが理解出来ようが出来まいが楽しいものではなくて、そんな事をするよりは好きな本を読んだり、何かをいじっているほうが楽しくて、まだ電気仕掛けは難しかったので、メカを分解ばかりしていました。でもメカは意外と難しくて自分で作ることも難しかったので、だんだん電気仕掛けに行ってしまったんですよね。電気仕掛けは部品を集めてハンダ付けすれば動きますから。
#知育玩具 #レキシイデータ #学習教材 #3の12乗 #黒ひげ危機一発
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