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ベーシックマスター(L1)のキーボード

キーボード調査も久しぶりになってしまいました。今回は少し戻って初代ベーシックマスターです。

記憶ではちょっとペコペコするところもあったものの、ちゃんとしたキーでしたが、「日本語」のキーボードらしく一部の機能キーが日本語で「後退」であるとか「復改」と書かれていたのが特徴でした。さらにキーボードのモード切替がJISの正しい解釈で、「英数」を押せば標準の英語モード(小文字がないので大文字のみ)、「英記号」を押せば英語の記号、「カナ」でカタカナ、「カナ記号」で小文字のカナであるとかカナの記号を入力できるという使い方をすることでした。ということでなんと「シフト」キーがありません。

英数モード
英記号モード
カナモード
カナ記号モード

「英記号」の中にカーソル移動キーはあり、BREAKがいわゆるCTRL-Cだと思うのですが、RESETがなにをどうリセットするかまでは思い出せません。

画面は32✕24だったのですが、グラフィック機能にも32✕24とあるので、恐らく全面白の豆腐文字があって空白文字と合わせてテキストでグラフ表現をしていたのだと思います。残念なことに文字コードについては資料が見つかりませんでした。

後継機種であるレベル2に関してもROMアップデートで使えたことを考えれば、おそらくキーボードについては変更されていないと思われますし、写真を見る限り同じにみえます。

ベーシックマスター解体新書 MB-6880-8

図に使ったファイルを貼っておきます。

ヘッダ画像は、以下のものを使わせていただきました。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Hitachi_Basic_Master_MB-6880.jpg
うぃき野郎 - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=125023564による

#ベーシックマスター #レトロPC #キーボード配列 #日立 #MB6880


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