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地味に便利な電動昇降デスク

在宅勤務の日が増えた人も多いでしょうし、パソコンで仕事をしている人はどうしても座りっぱなしの生活になりがちですよね。ジムに行くタイプではないので、散歩に出かけるように心がけて運動不足を解消しているつもりなのですが、天候によっては外に出る気になれない日も多く、なかなか運動量を確保できません。

普通のオフィス向けのデスクを使っていたのですが、大柄なので机の下のスペースが足りなくて足が窮屈という事情もありました。椅子を高くすると足を入れる場所が無くて、もう少し机を高くできれば楽になるなとは常々思っていたのは確かです。基本的にオフィス向けの机は700ミリと決まっていますからね。

コロナの頃から在宅で仕事をする人も増えて、立ったママという作業スタイルがいろいろと都合が良いという話を聞くようになりました。確かにずっと座ったままだと姿勢次第ですが肩が凝ったり腰にキたりする人も多いのだろうとは思います。逆に作業中に何か他のことをしようとすると立ったり座ったりを繰り返すことも多く、それはそれで辛いので寧ろ立ったままでいるほうが楽ですし動きやすいということもあったりします。

こんなことを思っているところで、ビッグカメラ(赤坂見附店)のゲーミングPCコーナーで並んでいる自動昇降デスクを触ってしまったのですよ。少しばかり奥まった場所なんですが、かなり多くのデスクが並べられていて、いろいろなメーカーのいくつかのタイプを体験することが出来ました。結構、いろいろなところから出ているんですね。

パソコンデスク・チェア - ビックカメラ

その中で丈夫さとコストのバランスが良さそうなFlexiSpotに目をつけて、さてどれがいいのかと悩み始めました。

FlexiSpot(公式)

この会社の製品に関しては、いくつか紹介記事も見つけました。なかなか良さげです。

スタンディングワークで作業効率UP。FlexiSpotの電動昇降デスクのポチり時が来てしまった #Amazonブラックフライデー

電動昇降デスクはクリエイター生命を守るアイテムだ!創作活動を支えるFlexiSpot製デスクの「E7H」の強み

問題なのが、どれを選ぶかです。公式サイト以外にAmzonでも、もちろんビックカメラなどの家電量販店でも売っているのですが、それぞれに並んでいる商品が微妙に違うのです。それぞれのモデルのいったい何が同じで何が違うのかを見分けるのも大変ですし、同じものでも買い方とタイミングで値段がかなり違います。注意点としては足の位置と足の段数で、天板はオプションなのですが、モデルによって選べる形状と色が異なります。アクセサリーもいろいろあって、必要であればモニターアームやスタンド、引き出し、ケーブルダクトなどが選べたり選べなかったりします。自由度が高くて選択肢が多いのはとても良いことなのですが、それで結局、どの組み合わせがいくらで、どこで買うのがオトクなの?というのが実にわかりにくい仕組みになっています。

ということで、何度もWEBページを行ったり来たりして、ようやくシンプルなE7というモデルを選ぶことにしました。

E7 - FlexiSpot

足は左右の真ん中にあるタイプで天板の幅はそれまでに使っていたデスクと同じ1400ミリです。天板はいろいろ選択肢があるのですが、シンプルな白い四角形を選びました。コダワル人に向けていろいろな種類は用意されているのですが、基本的に木製で集成材が多いです。表面もウレタン塗装でオフィス向けデスクのようなメラミン樹脂ではありません。フレームとは木ネジで接合するので、あまり特殊な板の選択肢は無いようです。まあ気になる人は天板になんらかのカバーをかけても良いのかもしれません。

ということでポチッとして配達を待ちました。それから3日ほどで大きな大きな荷物が配達されました。そしてとても重いです。まず説明書を見つけて天板を保護していたシートを床に敷いて組み立て始めました。

組み上がったところ

組み立てには電動ドライバーが推奨されていましたが、木ネジを使うのはフレームと天板との接合部だけなので、大きなドライバーがあれば手で回しても大丈夫です。フレームの組立はレンチです。かなりの重量なので、ひっくり返したり移動したりするのはひとりでは危険です。組み立て自身はものの10分程度で済みました。IKEAの家具とかと比べても難易度は低いです。

無事に組み上がったので、今使っているデスクに載っているものを除けて、場所を入れ替えます。そして再びPCとディスプレイをデスクの上に載せていきます。PCも天板に載せて使っています。ディスプレイはなんと40インチ(4K解像度)もあるので、かなり場所を取ります。天板が上下するのでケーブルが引っかからないように注意する必要があります。

天板を高い位置にしてケーブルを繋いでいきます
天板を下げて状況を確認

思ったよりも簡単に入れ替えることが出来ました。天板の下に引き出しはつけなかったので、標準的な座位のポジションである700ミリにしても足は充分に収まります。高さは都合4種類までメモリーできるのですが、とりあえず立位として1000ミリを設定して使っています。300ミリの上昇にかかる時間は8秒ほどです。これだけ重いものを載せていてもモーターは苦しそうではありません。

細かいことを言えば足は左右の中央にあるだけなので、天板の前側を強く押せば少しは揺れるのですが、倒れそうになるということはまったく無く気になるようなことはありません。

下にはシュレッダーと引き出しが置いてあります。どちらもキャスター付き

これで無事に立っても座ってもPCで作業することが出来るようになりました。立っていると細かなマウス操作がちょっと慣れないのですが、いずれ慣れてくると思います。意外だったのが立っているとディスプレイが見づらい時に頭を近づける動作がしやすくなったことです。とはいえ立ちっぱなしも辛いので、結局、毎日、上げたり下げたりしながら使っています。そうそう上げると掃除も楽ですよ。

FlexiSpot JP チャンネル

とうことで、また一歩、快適な環境になりました。

#買ったもの #PCデスク #電動昇降デスク #FlexiSpot #ビックカメラ

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