見出し画像

自分のためは疲れる

時々ハッとする言葉に出会います。

◯糸井重里さんの言葉。

『俺ってすごいでしょ』と思われることなんて本当にどうでもよくなった。なぜそうなったか考えていて、やっぱり、自分のためにやる仕事は辛かったんです。そこから逃げたんです、僕は」

「逃げ道はあって、『自分のため』に仕事をするのではなく、『力を必要としてくれる誰かのため』に仕事をすると心持ちが変わると思います」

◯内田樹先生の言葉

人間は自己利益のためにはあまり真剣にならない。これは多くの人が見落としている重大な真実です。
自己利益は自分にしかかかわらない。「オレはいいよ、そんなの」というなげやりな気分ひとつで人間は努力を止めてしまう。簡単なんです。

人間が努力をするのは、それが「自分のため」だからではありません。「他の人のため」に働くときです。

ぎりぎりに追い詰められたときに、それが自分の利益だけにかかわることなら、人間はわりとあっさり努力を放棄してしまいます。

「私が努力を放棄しても、困るのは私だけだ」からです。でも、もし自分が努力を止めてしまったら、それで誰かが深く苦しみ、傷つくことになると思ったら、人間は簡単には努力を止められない。

自分のために戦う人間は弱く、守るものがいる人間は強い。

◯古賀史健さんの言葉

自分を大切にしたいのならば、まずは身近な誰かを大切にすること。大切にしたい誰かを見つけること。誰かのことを大切にしていれば、ついでに自分のことも大切にできる。
わたしはいつも、「ついで」なのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?