ご就任から1ヶ月経過　菅首相＝小泉首相×安倍首相？　大丈夫でしょうか

早いものでご就任1ヶ月を迎えられたとのこと。

確かに庶民宰相との期待もあり、生活に直結する改革を期待してましたが、ちょっと大丈夫なのかとも。

学術会員任命拒否については、先日述べたとおり。

デジタル庁、行革目安箱も　当初のスピード感の割には最近はニュース等であまり見聞きしておりません。

厚労省の田村大臣は就任前は民放の番組でコロナについて率直な意見を述べられており期待してましたが、大臣になってからは具体的は話は伝わってきません。

目玉の一人になるかと思われてる小泉大臣も以前と変わらず発信力が乏しいままです。

加えて成長戦略会議の人選。確かに行動力のありそうな方々を任命され、やはり期待して良いのだろうと思いながら、竹中平蔵氏はいただけません。別の記事で書いたように疑いなく新自由主義の権化であり、庶民の味方にはならない、むしろ有害な存在となりましょう。

これでは小泉首相の負の部分、安倍首相の負の部分の掛け合わせの懸念も生じてきます。マイナス×マイナスはプラスとは言ってられません。

原発処理水の海洋放出のニュースもあります。復興を政治的に利用することはよもやないでしょうが、水産漁業者に寄り添ってきたようなポーズを取ってきた小泉大臣はどう感じているのでしょうか。担当大臣ではないから発言を控えているのでしょうか。

こうした反映か、支持率が急降下も気になります。高支持率の間に解散を求める自民党議員の圧力は高まって来るでしょう。

就任当初、解散風を「仕事をしたい」と明確に否定された菅首相、ここは、もう一度各閣僚の気を引き締め仕事に取り組むよう指示をいただきたい。
老婆心ながら。

（追記）
中曽根元首相の葬儀への弔意表明の通知、これは菅首相に責任がありそうな。ちょっと残念な気も。