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あきらめないこと

聖書とは直接、関係ない話ですが、
NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の虚無蔵の話です。

虚無蔵は20年間、切られ役をしていた大部屋俳優でした。

しかし、彼は「日々鍛錬し、いつ来るともわからぬ機会に備えよ
と言って、いつやって来るか分からないチャンスのために、日々演技の練習を続けできたのです。

それを聞いたヒロインの大月ひなたも、
いつやって来るか分からないチャンスのために、英会話の鍛錬を続けました。そしてやがてその日がやって来たのです。

話はヨーロッパに移りますが、
私の大好きな作曲家のセザール・フランクは、若い頃、作曲家として失敗し、挫折しました。劇場に演奏を拒否されたのです。

その後、30年間、フランクは教会のオルガニストを忠実に続けました。もちろん作曲もしていたと思います。

しかし、神様はそんなフランクにチャンスをお与えになったのです。
60代になって、フランクが作曲したニ短調の交響曲やヴァイオリン・ソナタは絶賛をもって迎えられ、現在でも頻繁に演奏されます。
まさに、「希望は失望に終ることはない。」(ローマ5:5a)です。
 
 
   【聖書のことば】
[3] 患難は忍耐を生み出し、
[4] 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを、知っているからである。 [5] そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。
 ‭(ローマ人への手紙 5:3b-5 口語訳‬》

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