ダンゲロスSSマフィア 振り返り②

前回の続きです。

3回戦:デンロック・P・ナッツチョッコ

1回戦、2回戦と好きな様に書いて来ましたが、3回戦もそうするとパーフェクトのバトル、なんかずっと同じ事やってるな……と思われてしまうので次は読み味を変えたバトルに力を入れたいと思っていました。

クロゴ戦と桜華戦では格下~同格に対する戦い方を見せたのでパーフェクトは格上とどう戦うか?と言う所をメインにしつつ、折角チームを組んだと言う事でパーフェクト&桜華ちゃんのタッグバトルを書けば基本技能をやりくりして闘ってるパーフェクトのバトルでも新鮮に感じてもらえるのでは?と言う狙いです。

実は3回戦からは対面の中の人が透けていて、HDあきさんだと言う事が分かっていたので参考文献であるSSオンラインのデカい犬からどういうSSを書いて来るかを予想する事にします。

デカい犬・デンロック共にギャグ属性を孕んだ暴力装置と言う大枠が結構似ているので、同じ3回戦であるデカい犬VSナイスネイチャーマンは大きなヒントになると考えて分析していました。この試合デカい犬は負けてしまうのですが、デカい犬が何をして負けたか、ナイスネイチャーマンは何をして勝ったかと言う所から相手が何をしてくるか、こちらがどういう手を取れば良いかを考えます。

これは俺の想像でしかないのですが、デカい犬が負けた理由はインパクトのある芸風一辺倒にならない様に舵を切ったらそれが上手くいかなかった、或いは読者が求めている物では無かった辺りではないかと思います。デンロック&ゴディバのプロフィールを見てもギャグ系暴力をメインにしつつ知能戦やコンビの友情と言った方向性でも面白さを引き出せるようになっていて、デカい犬のやれる事の幅が狭い弱点をかなり改善したキャラだなと言う印象を受けました。

ここからデンロックが取り得る手段としては①キャラ設定段階から用意していたデンロックの別の面白さを押し出した話を書いて来る②キャラ設定段階で用意したギャグ暴力以外の要素はエリス・ココアノ戦でデンロックの味として切ってしまったので新たなテイストを出せる要素を入れて来る③読み味は変えない。デンロックの面白さで勝負するの3パターンかなと思います。恐らく③は無いなと思ったので何らかの舵取りが行われる事は確実で、隠れ家に奇襲されたゴディバがデンロックが来るまでの時間をどう稼ぐかと言うゴディバメインの戦闘を書いて来る、或いはデンロックとゴディバのコンビ感をより押し出してくる話(二人がコンビを組んだ過去回想、或いは軽い仲違いをさせてから最後に意気投合等)を書いてくると予想していました。

ゴディバメインの戦闘を書いてくる場合、こちらがゴディバに対して取った戦法を相手が防いでいると一発で負けかねないのでパーフェクトのSSでは兎に角ゴディバを詰ませる事を前提とした話作りをする事にします。ただゴディバを見付けて殺しただけでは影武者だった場合どうすんの?と言う理由を解決出来ないので、クリプトメリアの数の力を生かしてゴディバが存在してそうな全ての隠れ家を同時に急襲して殺す事にします。

丁度バンブーのキャラが全員落ちたので、一番の対抗株が消えたマッシュが身内の目立つ杭を叩きたかったという方向性でマッシュがデンロックを切った事にすれば幾つかの隠れ家はばらされるだろうし、警察が居ればデータから足取りが追える、バンブーもここに混ぜてしまえば一人ぐらい探知か追跡能力を持った魔人位居るだろのノリでゴディバ包囲網の規模がどんどん大きくなっていきました。

クロゴが単独行動してたのは魔石の用事が最優先事項だったのでパーフェクト達とは一緒に動けなかったと言う描写をどこかで入れたかった+クロゴも探知能力持ってるみたいなもんだろと思ってゴディバ撃破側を担当して貰う為ですね。因みにクロゴの強化イベントとして傘下に生命の形を弄れる魔人能力が居てこの世に存在しない都合の良い哺乳類を作り出せるみたいな話書こうかと思ってましたがクリプトメリア、なんか光の集団みたいな認識されてる雰囲気が有ったので止めました。

デンロックとゴディバの友情をメインに押し出してキャラの魅力で殴って来る場合は、好感度最強樫木桜華ちゃんの力で勝つ予定でした。この時点ではどうバトルさせるかも特に決まって無かったのでザクっと決めたぐらいですね。

次にナイツネイチャーマンのSSを読んだのですが、前フリを拾う丁寧なSS作りとか、少しづつ種を明かしていく様な雰囲気がライブ感全開で闘い続けてしまったパーフェクトでは真似できないなと思ったので今回参考にするのは無しにします。

ここまでで決まった事が①ゴディバは詰ませて倒す②今回クロゴは別行動③読み味を変える展開を入れるの3つです。次に残った課題を順に考えていきます。

対デンロックの課題としてはデンロックの世界観を自SSにどう取り込むか、デンロックのキャラをちゃんと魅力的に書けているか、ゴディバをちゃんと天才として描写出来るか辺りが見られるかなと思います。

対面トレースは正直無理だしやっても自分のスタイルとは合わないと思ったので、真面目に書きつつ読者からはふざけている様に見える、バトル中にギャグを挟む、ノリを全体的に軽くする辺りで順応しようと思っていました。デンロックってかなり少年漫画の敵キャラっぽいよな……と思ったので③の読み味を変えると言う目的にも合うし全体的にノリを少年漫画に寄せる事にしました。適度にギャグを挟みつつ能力バトルが面白いと言えばそう、ガッシュですね。圧倒的なパワーとギャグ属性を持っているビクトリーム、こちらの手に全てメタを用意してるコーラルQ辺りの戦闘を参考にすればデンロック&ゴディバのキャラを立てながら面白く出来るんじゃないかと思っていました。

少年漫画テイストで行くならやはり大技対大技に勝って撃破がやりたい。デンロック最大の必殺技と言えばゴディバとデンロックの合体必殺技である『GD』です。パーフェクトのお父さんを参加者の誰かに殺させるのは既定路線だったので、デンロックに殺させて因縁を作りつつ父との想い出から技を受け継げば最強を名乗るデンロック達に対してパーフェクトも自分の信じていた最強をぶつけて勝つ、みたいな展開に出来てカッコいいなと思いました。

これまで『完璧(パーフェクト)』を決め台詞にして勝ってきたパーフェクトが、合体して最強になったデンロックに「お前は、私の完璧(最強)で破壊する」みたいな決め台詞を入れたら絶対面白くなるな~とか考えていたのですが、よく考えたらGDをさせる事は俺の宗教上の理由で出来ませんでした。

デンロック&ゴディバの戦闘スペックを見た時一番の強みは不死性に有ると思ってて、機械の身体で多少の傷を物ともせず、恐らく人間には生存できない環境でも活動できる上にそもそも滅茶苦茶頑丈。戦闘能力は1,2回戦の描写を信じるなら参加者中でもトップクラスに強いので倒す事は難しく、ゴディバは隠れ家に居るし影武者も有るので倒せない。こいつら無敵か?

と言う事でゴディバの能力を必要とする合体技、無敵だったデンロックに確実に影武者じゃないゴディバと言う弱点が急に出来るので個人的にはかなりやって欲しくない展開なんですよね。俺にとってはこの合体は愛染が鏡花水月を捨てるのと一緒なんですよ。

あとはゴディバがクリプトメリアをメタって来るなら樫木桜華対策として毒や酸欠の様な呼吸出来なくして殺すと言う手段は取ってくると思ったので、そうなるとゴディバは戦場には来ないだろうし必殺技として提示されていた合体をしない事にも理由が付くか……と思い最強VS最強の激突と言う色は薄まっていきました。

この辺りの言い訳をもれぞうさんにしたら

と言われてた、確かに~~~~!!!!!!と転げました。この後もれぞうさんがもう一回最強VS最強になる様に書き直してみませんか?とアドバイスしてくれたのですが、俺が締切日当日に作品の意見を貰おうとするカスだった為修正の時間が無くこのまま行く事になりました。

と言う訳で宗教上の理由で当初予定していた程ガッシュっぽいバトルにはならず、ゴディバが妥当性によって樫木桜華を如何に破壊する装備を用意していたかみたいなバトルをする事になりました。

VSデンロック&ゴディバは書きながら話考えていたのですが二人が強すぎて3回位パーフェクト&桜華、詰んでね?となったので絶対に害と認識出来て無さそうな毒や酸欠の症状も無効に出来る、ほぼほぼやらせだと分かってる金の価値吊り上げ辺りの上方修正を行ってなんとかしました。敵が強すぎるのでパーフェクトと桜華も大概やりたい放題やらせてしまった気がします。

必殺技に関してはライダーキックでデンロック粉砕して大爆発で〆!ならカッコいいだろと思ったのでそれが出来る能力応用を考えていたのですが、そもそも元々持ってる能力で出来るだろと言う事にライダーキックをさせる寸前で気付き、滅茶苦茶怪しい理由で今は出来ませんよと言わせた気がします。後どういう理屈で出来たんだよと言うのも正直そこまで分かってません。出来ると言えば鉄球も超能力では無く技術枠入れて貰えると信じてゴリ押ししました。

技名は最強VS最強をする予定だった頃の名残で父親と同じ名前になっています。父(しょうり)要素かつ新能力(衝撃反転)要素の衝裏とパーフェクトの能力要素である金、突撃の安全を担保できる桜華ちゃんとの合体技なので彼女の要素を含めて華を入れて勝利権化=衝裏金華です。

お父さんの能力は何も考えて無かったので衝撃を裏返す能力応用を思い付かせる為に攻撃全勝能力+反作用で無敵と言うキャラになって貰いました。割とビクトリーっぽい能力で最強を名乗れるだけの強さがあり、桜華ちゃんがメタになっていて(パーフェクトが桜華ちゃんを誘ったのは父対策の為)かつデンロックなら殺せるだろうな……と言う強さに出来たので個人的には後付けの割にかっちりハマって満足感があるポイントです。

実はパーフェクトを作る時に最低限満たそうと思っていた事が少しだけ有って、
①面白い能力バトルを書きたいので能力応用が出来そうなシンプルな能力にする
②負傷が回復しないルールなので欠損が映えるキャラにしたい
③ボコボコにされた時に嬉しいキャラ
辺りは意識していました。完璧完全(パーフェクト・ペルフェクティ)って名前のキャラが四肢欠損したり下半身不随になりながら勝ち進んだら最悪で面白いし、負けても自分の事を最強だと思ってる小娘がボコボコにされるシーンが見れて嬉しいですからね。

自分は最初の方パーフェクトの事を極端な言い方をすれば戦闘能力が高いだけのカスだと思っていたので(善性の存在ではあると思うけど、ペルフェクティの教育しか受けて無いので常識が終わってる)あわよくば欠損や後遺症を発生させて芸術方面に進めないかな……とレーザーで左肩捥いでみたり酸欠で気絶寸前にさせてみたりしたのですが、感想を読む限りパーフェクトの事をそう言う目で見てそうな感想が無かったので止めました。

3回戦の反省は最強VS最強を出来なかった所とデンロック&ゴディバと言う大分魅力が高いキャラを普通の敵の様に処理してしまったことですね。デンロックが使ったor持っている全武装出そう!みたいな俺だけが満足する戦闘させるよりも掛け合いとか二人のノリとかをもう少し描写した方が良かったなと思いました。

4回戦:ハニー

対戦相手視点ではパーフェクトもクロゴも桜華ちゃんも全くストーリーが進んでいないので対面の要素を拾って勝とうとすると処理する情報量が膨大になる+デンロック戦を経た事でパーフェクトも桜華ちゃんも能力がバカ強いので組織力を失ったハニーでまともに戦う話を書けないし、クロゴは能力がバカ弱いのでまともに戦う話を書けないし戦場で全裸になるとかいう凄い思考負荷になってたと思います。

一般的に思考負荷系のビルドって情報を処理されたらそれだけで負ける+そもそも読者の好感度が下がると言う弱点が有るのですが、明らかに既定の文字数で処理出来ない情報量が有る+キャラの好感度もそこそこ保てていると言う奇跡の状態になっていたので自分もこのビルド、無敵か?とデンロック戦の反応を見た辺りで思っていました。

ペルフェクティの家訓でどんな勝負でも負けたら爆発して死ぬパーフェクトは負けたけど満足とか負けたから協力!みたいな展開をさせ辛いし、殺すとなるとクロゴにも触れなければならず、クロゴに触れると魔石の話に触れなければならず……と凄い噛み合っていた気がします。これでデンロックもハニーもフランキーもキレ散らかしてたと思います。俺も敵に来たらキレ散らかすよ。

逆にこちら視点では相手が魔石を持っているのでクロゴのストーリーを進めやすい、パーフェクトのストーリーである父親を消費できているので島の物語を進めやすいとかなり身軽な状態でした。桜華ちゃんは強すぎるので理由を付けて戦場から離れて貰いつつ、クロゴのストーリーを進めて影として生きて来た彼が表舞台に立つ(主人公っぽくする)シーンをパンチラインにしようと思っていました。

この時自分を身軽だと感じていたうおおおは色気を出してやりたい要素をどんどん詰め込んで行きます。反対ブロックがクルーズ船で闘ってるのを良い事に島全体を利用したバトルにしつつ、最近見た劇場版レヴュースタァライトをやりつつ、最強になったラオを出しつつ、最終決戦に向けたフリをやる予定でした。だって対面と比べて俺、身軽だしなァ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!

と思っていたらなんか決勝でも余裕でオーバーする文字数になっていました。

泣く泣く全体を削っていると島全体を使ったハニーとの追いかけっこやバトルが無くなり、ジェネリック大場ななみたいな台詞を言わせていたハニーの独白が無くなり、ラオ戦は決着シーンのみが残り、最終決戦に向けたフリも無くなりました。アホ過ぎる。

準決勝でハニーのシーンがほぼ無くなって実質パーフェクトVSラオになってしまったのはこの辺りが原因です。パーフェクトVSハニーも薄くなりクロゴが主人公になるパートも急に出て来てパーフェクト&クロゴVSラオも薄くなり、終わった後のハニーとディップの絡みも薄くなりとやりたい事に対して明らかに文字数が足りてない内容になってしまったな……と結構反省しています。

言訳を先に並べつつ、VSハニーを振り返ります。
対面がしばのさんだと分かってるのでしばのさん対策をします。俺の中のしばのさんのイメージは
①負ける時は瞬間風速叩き付けられて負けている印象
②フィールドの活用が上手い。情報処理が上手いので戦闘以外でも面白い話が書ける
③バトルでは能力の活用を積極的にやって来る。
です。

①の要素からしばのさんが相手の時はパンチラインのパワーで闘おうと思っていたのでクロゴをメインにした話で面白い話を書く予定でした。

現実

②に関しては俺には無いスキルツリーなので、思い切って捨てる事にします。面白い物語じゃ無くて面白いパンチラインを叩き付ける方向で。

③は能力バトルで来るなら望む所と言う気持ちが有ったので俺の信じる能力バトルをするSSを書く事にしました。

最初はタイトルを『輝く絶望』にしようと思ってて、島を絶望に落とす準備を終えたハニーが朝日を見ながら「眩しい……」って呟きながら独白する導入から入り、予知を受けたクロゴが頭上から照り付ける太陽を見て時間が無い事を悟り、夕焼けを背にラオが復活し、最後ボロボロになった所をディップに支えられながら運ばれるハニーが月の光を見て「眩しい……」って言って終わる予定でした。スタァライトした過ぎて明らかにマフィアSSのノリじゃなかったので8割位無くなりました。

バトルに関しては路地裏と言う事で機動力を生かしたバトルやパルクールがしたかったのですが、パーフェクトとハニーの追いかけっこは文字数のせいで泣く泣く削る事になりました。新しく引っ張る能力を手に入れたと言う事でそれを活かしつつ、衝裏金華で飛び蹴りするには桜華ちゃんの無敵付与が必要になるので質量を持った装備が欲しいなと思ってアンカーショットをパーフェクトに持たせる事にしました。路地裏で立体起動出来る様になるし、フランキーが勝ち上がって来たら互いにワイヤーを展開するシーンとかが出来て嬉しい。

ハニーとパーフェクトの決着~ラオの登場については2通り考えていて、提出した内容である自暴自棄になったハニーがラオを呼び出す他にハニーと和解→魔石によって召喚者の呼び出しが出来る様になった杏仁がラオを呼び出すが有りました。ただパーフェクトではどうやってもハニーを改心させる事が出来なかったのでハニーぶち切れルートになりました。

ラオを出したのは純粋にクロゴを主人公をするにあたって敵のスケールを上げたかったのとパーフェクトをピンチに陥らせるならハニーよりも適任では?と思ったからですね。後個人的に違法無敵コンボみたいなビルドが大好きなので魔石所持杏仁+不死身ラオをやりた過ぎました。

ラオを出す事は早い段階から決まっていたんですが、この時Twitterでコサジさんがラオの幕間書きます!って言ってたので最後まで出すかどうか悩んだ記憶が有ります。9割9分パーフェクトとクロゴで倒す予定だったので特に問題は無かったのですが、魔石杏仁&不死身ラオが強すぎてどうしても倒せなかったら桜華ちゃんの無敵の日月で何とかして貰おうと思っていたので対戦相手が樫木桜華ちゃんに決まった時は変な汗出ました。後SS投稿前に樫木桜華ちゃんが10歳な事が判明してまた変な汗が出ました。

完全に事故だったんだけど桜華ちゃんの力を借りずに済んだし、結果的にラオのバトル描写も結構カットしてしまったので影響は無いだろうと思って出す方向になりました。後ラオVS桜華ちゃん、滅茶苦茶面白かったです。

ラオ戦でクロゴの説得パート中ラオが不自然に待ってくれているのは昔のラオしか知ってないクロゴが彼なら引くと言えば見逃してくれる!みたいな話をパーフェクトにして、それを聞いたラオが逃がして安心した所を後ろからぶっ殺してクロゴの反応を見てェ~~~ってなってたからなんですが、クロゴの説得パートも大分端折ったのでただ待ってくれてる人になってしまいました。ただ皆殺しモードに入ったラオの最悪さがコサジさんに届いていたので良かったです。

魔石を突破する役目はクロゴにさせると決まっていて、ハニーの3回戦SSで魔石が脅威だと思わなかったら弾かないと言う要素を拾って突破するなら本来戦闘向きじゃない能力は攻撃だと認識できないが一番説得力あるかなと思ってあの決着になりました。

タダでラオに勝てないよな~と思ってたのでクロゴ殺すか……と思ってたのですが、決勝戦はハッピーエンドにしたかったので命と引き換えにラオを倒すシーンを削って生かす事に。ここでクロゴがこの後どうなったかと言う描写を全てカットした為くうねるさんが更に苦しむ事になります。

最後のハニーパートはハニーの傷心をディップが癒して二人でドーナツ屋さんをする、みたいな話もふわっと考えていたのですが文字数的にも個人的にもここでハニーが救われるのは流石に無理じゃない?と思ったので救われてはいないがもう一度歩き出す事が出来る様になったと言う感じになりました。

ハニー、洗脳が溶けた時の心情を見る限りかなり大人と言うかカタギ寄りの常識を持ったキャラなので、とりあえず島から離れて心の傷を癒やそう……と着地出来るのかなと思いました。これは俺の妄想なんですがローリィが発行したSSマフィアを手に取ったハニーが島の結末を知り、次の抗争が発生した時にローリィ派閥に加わってくれたら嬉しいですね。情報戦最強のローリィとワープ能力の組み合わせは余りにも最強だしハニーはディップのピンチに駆けつけて欲しい。警察派閥は島外組織と手を組んで派手に暴れて欲しいしバンブーはかぐやの能力で全員蘇れ。

ク=ロゴはどう対策すればよかったのか

しばのさんが呟いてて返事しようにもするタイミングが無かったのでここで考えてみようと思います。正直俺も無理だと思うのですがとりあえず考えてみます。

デンロック戦の様な裏切り展開にするなら樫木桜華戦振り返りの最後に書いた裏切り吹っ切ったのに切り捨てかけられたをフックに不信感を増すクロゴを書けば良いのかなと思いました。ただ信じていたのに裏切らざるを得なかった展開も美味しいので上手くいくかは分かりません……

アルフォートを殺してクロゴも殺す
アルフォートが死ねば自動的にクロゴも死ぬので上手い事殺す理由を付ければなんとかならないですかね。決勝以外で殺すの難しいかな……
クロゴが契約したアルフォートは本物のアルフォートじゃなくて真アルフォートは別に居た展開、俺には方法思い付かないけど天才だったらワンチャン書けるかもしれない

パーフェクト暗殺
ハニーで一番可能性有ると思ってる奴。パーフェクトだけを理由付けてぶっ殺して、クロゴと樫木桜華はただ残されました。旗印消えたらペルフェクティは壊滅、クロゴと樫木は目的考えたら解散するだろうしパーフェクトが消えたクリプトメリア、勝手に解散するよねみたいな話になる。

クロゴと樫木桜華に文字数割かずに島のストーリーを進めつつパーフェクトにリソース割いて終わらせる事が出来る気がします。全て拾う事は不可能なので文字数かかりそうな所を切り捨てるしかないのかなあ……分からん

これはもれぞうさんとのハニー戦反省会の抜粋です
結論:分からんなので参考にはならない気がするけど……

この反省会が有ったので決勝のくうねる戦では全部拾うのを止めて描写しないといけない所を切り捨てる狂人になってみるか……となりました

長くなって来たので決勝戦振り返りはまた後日
引き続き垂れ流した長文に付き合っていただきありがとうございました。では

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