50歳を過ぎたら、のんびりと自然の流れに乗っていきたい。
いつまでも登り続ける人生は果たして、有意義な人生と言えるのだろうか。
当たり前のことだが、私たちは肉体という乗り物に乗ってこの世を生きている。
この乗り物は、あるじきを境に少しづつ弱り始める。
どんなに抗っても、最終的にはそれを食い止めることは出来ない。
しかし、私たちは今を生きるために、少しでも長く社会から必要とされる人間でありたいと思い続けている。
ひとたび社会が引いたレールから外れてしまえば、もう二度と人並みの生活には戻れないという強迫観念から、多くの人々は社