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インフルエンサーが違法業者に喰われている様子 反社チェック機能などについて #宮迫ですッ #てんちむCH #エミリンチャンネル

このnoteでは、宮迫博之さん、てんちむさん、エミリンチャンネルさんが違法業者に雇われ、喰い物にされてしまっていることを説明する。

また、それを通し、インフルエンサーが宣伝している商品は買わないほうが良い、ということをお伝えしたい。

株式会社Libeiroへの業務停止命令

株式会社Libeiro および、同社代表取締役の佐々木雄亮氏に、3ヶ月間の業務停止命令が出た。

期間は令和3年7月9日から令和3年10月8日までだ。

株式会社Libeiroは、反論しつつも従うようだ。Libeiro社の反論ページはこちら。

業務停止命令が持つ意味

業務停止命令は極めて強い措置だ。かなりひどい商売をしていないと、この命令が出ることはない。

株式会社Libeiroには、今年の3月、既にイエローカードが出されていた。下記の消費者庁からの注意喚起だ。

この注意喚起では、株式会社Libeiro全体ではなく、株式会社Libeiroの商品群のうち「エゴイプセビライズ」のみが取り上げられていた。

消費者庁は、いきなりLibeiro社自体に対して業務停止命令を出さず、まずは個別商品の注意喚起にとどめたわけだ。

しかし、Libeiro社の業務は改善されなかったのだろう。それから4ヶ月経った昨日、ついにLibeiro社への業務停止命令が下った。

巻き添えになったインフルエンサー

株式会社Libeiroの商品は、様々なインフルエンサーが宣伝していた。

私が軽く調べた感じでは、Libeiroの商品を宣伝していた主なインフルエンサーは下記だ。

なお、私の個人的な考えとしては、それぞれのインフルエンサーには罪はない。下記に挙げるひとたちは、Libeiroに利用されてしまった、ということだ。

宮迫博之さん

まず、YouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」の宮迫博之さん。チャンネル登録者数は141万人。

※「デルスカット」がLibeiroの商品

てんちむさん

次に、てんちむさん。チャンネル登録者数は161万人。

エミリンチャンネルさん

エミリンチャンネルさん。チャンネル登録者数は151万人。

たくさんの登録者数を抱えるこれらの人たちが違法な事業者に利用され、広告塔となってしまった。

「反社チェック機能」について

これらのインフルエンサーの人たちには、おそらく反社チェック機能は無い。

一般の会社であれば、新たに取引先が増える場合、その取引先の素性を調べる。よく使われているのは帝国データバンクの企業信用調査だろう。

こういったサービスは、小規模事業者にとっては高い。上記の帝国データバンクのサービスは1社あたり24,000円だ。だから、個別のインフルエンサーがこのサービスを使うことは現実的ではない。

その結果、インフルエンサーの人たちには、普通の会社には広告を載せてもらえないような素性の悪い会社が群がってくることになる。

これは、インフルエンサー自身の人格に起因する問題ではない素性の悪い会社が、インフルエンサーを集中的に狙っている、ということだ。

素性の悪い会社がインフルエンサーを狙う理由は、インフルエンサー側に、会社の信用度を判断する能力が無いからだ。

芸能事務所の機能

もし、これらのインフルエンサーが芸能事務所に所属していたら、今回の株式会社Libeiroの案件を受けることを避けることができたかもしれない。インフルエンサー個人では事実上不可能な「反社チェック」を、芸能事務所が会社としてまとめて行うことができるからだ。

「個の時代」とか「DtoCマーケティング」といった言葉が使われるようになって久しい。個人が自分の力だけで活躍できる世の中になったこと自体は、喜ばしいことだと私も思う。

けれども、今回挙げた「反社チェック」の機能は失われてしまった。

インフルエンサーが良い人であっても、インフルエンサーが推している商品は買わないほうが良い

反社会的な企業は、インフルエンサーを使えば商売をできる状態になっている。

インフルエンサーが高いモラルを持つ良い人であったとしても、それらの企業の信頼性を確認することは難しい。

だから、インフルエンサーが紹介したり推したりしている商品は、買わないほうが良い。私はそう考える。

以上

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