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違法広告で儲けている会社 5選

この記事では、現在のインターネット広告業界で起こっている状況を解説するとともに、違法なインターネット広告で儲けている会社を5社、指摘する。

その中で、私が最も問題視しているのは、ログリー株式会社だ。詳細についてはこの記事内に書く。

薬機法に違反した違法広告

違法なインターネット広告にはさまざまな種類があるが、私が注目しているのは薬機法違反広告だ。「必ず痩せるダイエットサプリ」や「シワが消える美容クリーム」などがそれにあたる。

「ネット上の怪しい広告」については、ここ一年ほどで、話題にされることが多くなった。その動きは喜ばしい。

しかし、多くの指摘は「怪しい」という表現に留まっている。また、それらの指摘にもかかわらず、違法広告は全く減っていないように感じる。

この記事では、その違法性を明示的に指摘する。

違法なレコメンドウィジェット広告の割合は 26.4%

薬機法違反広告は、レコメンドウィジェット広告内では26.4%存在している。これは、私が独自に調査して算出した値だ。

レコメンドウィジェット広告とは、ニュースサイトの記事下などにある、広告リンクと記事リンクのカタマリを指す。下記のようなものだ。

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上記画像引用元:https://news.livedoor.com/article/detail/18410269/
取得日時:2020年6月13日16時12分

私はこの26.4%という数字を、いくつかのメディアで繰返し語ってきた。

今のところ、Webメディアやレコメンドウィジェット運営会社から反論を受けたことは、一度もない。

違法広告は麻薬である

違法広告は麻薬だ。手を出せば売上は上がる。一方、会社の株主は、一度上がった売上を下げることを許さない。だから、違法な広告に手を出した会社は、そこから撤退することが難しい。

多数の会社が、誘惑に負けて違法広告に手を出し、麻薬漬けとなり、今も違法広告を表示し続けている。

違法広告で儲けている会社たち

違法広告で儲けている会社たちを、例として5社、列挙する。私の認識としての悪質度も併記した。

なお、これらはあくまでも例だ。他にも、違法行為で儲けている会社は星の数ほどたくさんある。下記に挙げる5社は、一般の人からの知名度と、私の主観としての重大度を合わせ考えてピックアップした。

以下に書く悪質度は、権威を持った人が判断したわけではない。単なる個人である私の考えだ。ただ、私としては、この認識は正しいと思っている。

1. ヤフー株式会社

Yahoo!を運営しているヤフー株式会社は、違法広告で儲けている。ポータルサイトであるYahoo!へ違法広告を表示し、広告収入を得ているからだ。

違法広告の例を挙げる。

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画像引用元:https://www.yahoo.co.jp/
画像取得日時:2020年6月13日15時53分
広告リンク先 魚拓

上記広告のリンク先では、薬機法に照らして違反である「他社誹謗」と「安全性保証」の表現が存在した。

上記広告のリンク先のページは、当然ながらヤフー株式会社が運営しているページではないと思われる。しかし薬機法では、薬機法違反サイトにリンクした者も、薬機法違反を犯しているとみなされる。

つまりヤフー株式会社は、「違法行為に手を貸している」だけではない。「ヤフー株式会社自身が違法行為をしている」と言える状況にある。

ただし、ヤフー株式会社の場合、会社全体の売上の中で、違法広告が占める割合はごくわずかだろう。Yahoo!の広告枠には、違法広告は間違いなく一定割合で存在するが、その割合は大きくないように見える。つまり、ヤフー株式会社は違法行為を行っているが、悪質度は比較的低い。

また、Yahoo!のサイト全体として、社会に提供しているメリットはとても大きい。Yahoo!の経路検索や天気予報などは、私もしばしば使っている。その観点としても、ヤフー株式会社を悪徳な会社だとは感じない。

ヤフー株式会社には、ぜひ、他のWebメディアに先駆けて違法広告を排除し、健全化を目指して頂きたい。

2. 株式会社ドワンゴ(ニコニコニュース)

株式会社ドワンゴも、違法広告で儲けている。株式会社ドワンゴが運営しているサービスで有名なものはニコニコ動画だ。ドワンゴは、それに付随する形で、ニュースサイトである「ニコニコニュース」も運営している。

そのニコニコニュースに、違法広告がたくさん表示されている。下記に例を挙げる。

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上記画像引用元:https://news.nicovideo.jp/watch/nw7436639
取得日時:2020年6月13日15時28分

これらのリンク先ページも、やはり薬機法違反を犯していた。そのページへリンクを貼っているニコニコニュース、つまり株式会社ドワンゴは、薬機法違反を犯していると言える。

ただ、株式会社ドワンゴも、違法広告による売上は大きくないだろう。これは私の想像だが、株式会社ドワンゴの主な収入源はプレミアム会員の料金や有料チャンネルによる売上であり、ニコニコニュースの広告は、おそらく主な収入源ではない。

だから、株式会社ドワンゴは、違法行為を行っているけれども、おそらく悪質度は低い。ぜひ、違法な広告を排除して健全化して頂きたい。

3. Google

Googleも、違法広告で儲けている。GoogleAdsense等の中に、薬機法違反広告が表示されているからだ。

GoogleAdsenseの薬機法違反広告
GoogleAdsenseの広告については、2、3年ほど前までは、少なくとも薬機法の観点では違法な広告はほとんど存在しなかった。しかし、ここ1年ほどは増えてきているように感じる。

GoogleAdsenseに、薬機法違反広告ページへのリンクが貼られていれば、Googleも薬機法違反を犯していると言える。

自然検索結果での薬機法違反
Googleは、Googleの自然検索結果からも、薬機法違反サイトへの導線を作ってしまっている。その観点でも薬機法違反を犯していると言える。

薬機法違反サイトへの導線となっている検索結果画面を挙げる。

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画像引用元URL:https://www.google.com/search?q=%E9%A3%B2%E3%82%80%E6%97%A5%E7%84%BC%E3%81%91%E6%AD%A2%E3%82%81
取得日時:2020年6月13日16時55分

「飲む日焼け止め」という表現は基本的に薬機法違反だ。上記に表示されている検索結果ページにアクセスすると、やはり違反表現が多数存在した。Googleは、自然検索結果からも、薬機法違反サイトへの導線を作ってしまっている。だから、Googleは薬機法違反を犯している。

アップデートを繰り返すGoogle
ただ、私はGoogleに対して同情的だ。

Googleは、ここ1、2年ほど、度重なる「検索結果のアップデート」を行ってきた。そのアップデートにより、サプリメントや化粧品を紹介する商業サイトの検索順位を、継続的に落としてきた。

アップデートを行う理由は多数あるのだろうが、その理由のひとつに、薬機法への対応があるのではないか、と私は推測している。

前述の通り、Googleの自然検索結果に薬機法違反サイトが存在すれば、Googleは罪に問われる。

Googleは、少なくともインターネット広告業界の中では、モラルの高い会社だ。だから、薬機法違反サイトへのリンクを排除する必要を感じていたはずだ。

ネット上には、薬機法違反サイトが大量に存在している。あまりにも大量だから、Googleとしては適法性の判断を行いきれないのだろう。

この点も一因として、Googleは、たくさんのサイト運営者からの恨みを買いながら、激しいアップデートを行い続けている。そう私は推測する。

Googleが薬機法違反を犯していることは間違いない。完璧な排除も難しそうだ。しかし私としては、Googleは可哀想だ、と感じる。

4. YouTube

YouTubeも、薬機法違反を犯している。

YouTubeは運営元がGoogleだから、Googleと別項目で挙げることに違和感を感じる人もいると思う。しかし、YouTubeの薬機法違反は、おそらく経済的規模がかなり大きい。そのため、このように別立てで取り上げさせて頂く。

YouTubeの動画広告は怪しいものが多い、と感じている人はたくさんいるだろう。それらの「怪しい」広告は、多くの場合、薬機法違反を犯している。薬機法の知識を持って見れば、見始めてすぐに「違法広告だ」と判断できるものが多い。

テレビCMに匹敵する再生数
YouTubeで薬機法違反をしている動画広告の中には、とてつもない再生数に達しているものも散見される。例として下記の動画広告を挙げる。

これは、「臨床結果表示」「原料効能表示」などの観点から、薬機法違反の動画広告だ。

そして、YouTubeサイト内へ遷移して再生回数を見てほしい。実に1000万回以上も再生されている。

1000万回の露出。これは、YouTube以外では、おそらくテレビなどのマスコミを使った広告くらいでしか実現できない。

現在のYouTubeでは、マスコミでの露出に匹敵するような、とてつもない量の違法行為が行われている。

YouTube・YouTuberの収益の源泉
そのように大量の違法広告が流れているということは、YouTubeとYouTuberの収益の源泉も、こういった違法広告によるものの割合が大きいだろうという推測ができる。

違法な動画広告が流され続ける状況が続くとは思えない。YouTubeやYouTuberたちの収入は、遠くない将来、大きく減るだろう。

YouTubeにアップロードされている動画は、たくさんの人に楽しみを与えている。だから、そのプラットフォームとなっているYouTubeや、動画を作成しているYouTuberたちを否定したくはない。ただ、YouTubeやYouTuberの収入の少なくない割合が、違法広告によるものであることは事実だろう、と私は推測する。

ほとんどのYouTuberたちには罪はない。ただ、収入の減少に備えてほしい、ということは申し上げておきたい。

5. ログリー株式会社

ログリー株式会社の名を知っている人は、おそらく少ない。この会社は、レコメンドウィジェット広告を運営している。レコメンドウィジェットについては先ほど説明した。ニュースサイトの記事下などによく貼り付けてある、広告のカタマリのことだ。

私が認識している範囲内では、ログリー株式会社は、今のインターネット広告業界で最も邪悪な存在だ。

ログリー株式会社の違法広告の例
先ほど挙げたニコニコニュースも、このログリー株式会社のレコメンドウィジェットを採用している。下記のような広告だ。

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画像引用元URL:https://news.nicovideo.jp/watch/nw7437550
取得日時:2020年6月14日午前0時48分
広告1魚拓 広告2魚拓 広告3魚拓

上記キャプチャ画像には広告枠が3つ存在するが、その全てが薬機法違反サイトへのリンクだった。

ログリー株式会社のレコメンドウィジェット広告内には、このように薬機法違反広告がたくさん表示されている。私が調べたところ、2019年1月1日から2019年8月31日の間で、薬機法違反広告が31.2%存在した。他社も含めた平均値の26.4%よりも更に高い数値だ。

違法行為で成り立っている会社
ログリー株式会社の売上は、このレコメンドウィジェット広告のみで発生している(ログリー株式会社 2020年3月期有価証券報告書10ページ目のセグメント情報を参照)。

ログリー株式会社は、上場企業として株式市場から資本を大規模に吸い上げ、それを元手に犯罪者に手を貸し、違法行為で売上を上げている。しかも、その違法行為での売上の割合は、私の調べによると31.2%と大きい。ログリー株式会社は、違法行為で成り立っている会社だ、と言える。

このログリー株式会社には、一刻も早く違法広告を消滅させて頂きたい。それができないのなら、ログリー株式会社自体に消滅して頂きたい。

オーナー社長 吉永氏の責任は重大
また、ログリー株式会社の筆頭株主は、ログリー株式会社 代表取締役の吉永浩和氏だ。持ち株比率は24.47%。つまり吉永氏は、大雑把に言えばログリー株式会社のオーナー社長だということだ。
※持ち株比率についてはログリー株式会社2020年3月期 第2四半期 四半期報告書 を参照した。

先ほど、「株主が『利益を出せ』と圧力をかけるから、会社側が違法広告を減らすことは難しい」と書いた。しかし、ログリー株式会社の場合、筆頭株主は社長である吉永氏だ。吉永氏に健全化の気持ちがあれば、それを実行できるはずだ。

ログリー株式会社は、今も違法広告を出し続けている。吉永氏は創業以来ずっとログリー株式会社の社長を務め、筆頭株主でもある。この構造を考えれば、ログリー株式会社に違法広告を出させ続けているのは吉永氏だ、と言える。

吉永浩和氏の責任は重大だ、と私は考える。

違法広告は、なぜ"悪"なのか

ここまで、違法広告の現状や構造について書いてきた。一方で、違法広告を放置しても問題ない、と考える人も多いだろう。

私としては、薬機法を守るべきだと考えている。薬機法が守られなければ、さまざまな被害が出るからだ。私の認識を説明する。

1. 一般消費者の被害

一般消費者、つまり違法広告を経由して商品を購入した人は、違法広告による被害を受けている。

1-1. 一般消費者の金銭的被害
まず、金銭的被害だ。

薬機法違反の商品は、多くの場合、嘘を伴って広告されている。

消費者は広告を信じて商品を買うけれども、実際にはその広告で表現されているような効果はない。つまり意味のないものを買ってしまうことで、お金を損してしまう。

このように、薬機法違反広告が存在すると、一般消費者は経済的被害を受ける

1-2. 一般消費者の健康被害(粗悪な品質の商品によるもの)
薬機法違反広告を出す商品は、その商品の効果について嘘をついているので、裏を返せば、その商品の品質を実現する必要がない。その結果、商品の品質は粗悪になる。

一例を挙げる。消費者庁から注意喚起が出た商品で、「ケトジェンヌ」というダイエットサプリがある。この「ケトジェンヌ」という商品は、下痢を引き起こすものであったようだ(消費者庁の注意喚起を参照)。

「ケトジェンヌ」を販売していた会社は、薬機法違反広告を大量に出していた。この会社は、商品の効果について嘘をついている。そもそも嘘をついているから、その商品の安全性に気を配る考えもないのだろう。

このように粗悪な品質の商品が出回るので、薬機法違反広告が存在すると、一般消費者は健康被害を受ける

1-3. 一般消費者の健康被害(医療機会の損失によるもの)
一般消費者が薬機法違反広告を信じて商品を買った場合、医療機会を損ねてしまう。

意味のないサプリメントや化粧品に頼ると、市販薬を買ったり病院に行ったりするタイミングが遅くなる。その結果、病気などが重症化する。

重症化すれば、患者である一般消費者は苦しむ。この観点でも、薬機法違反広告が存在すると、一般消費者は健康被害を受ける

2. 遵法意識のある会社の被害

薬機法違反広告が氾濫すると、遵法意識のある競合他社は儲からなくなる。広告を打つことができなくなるからだ。

一般的に、インターネット上の広告枠はオークション形式で決まる。それぞれの広告枠に対して、いくらの値段で買うかを入札するのだ。

そして多くの場合、違法広告の方が、広告枠に対して高い値段を支払うことができる。過激で違法な表現をすれば、商品が売れるからだ。

たとえば、ダイエットサプリで「一ヶ月で10キロ痩せた人が続出!」と広告することは薬機法違反だ。しかし、この表現を使えば商品はたくさん売れる。

一方、適法な範囲を守ると、せいぜい「ダイエッターをサポート!」といった表現しかできない。前者の薬機法違反表現の方が売れることは明白だ。

それを原因として、遵法意識のある会社は、広告枠のオークションで負ける。事実上、広告を出せない。その結果、商品は売れず、儲からない。

このように、薬機法違反広告が存在すると、遵法意識のある会社は経済的被害を受ける

3. 医薬品業界の被害

薬機法違反広告では、サプリメントや化粧品が、医薬品と同様の強い効き目があるかのように広告表現されている。

それらの広告表現を放置すれば、違法なサプリメント等を買ってしまう一般消費者が出る。その結果、医薬品の販売機会は減る。

患者側が適切に判断できれば売れたはずの医薬品が、一定の割合で販売機会を失い、売れなくなる。

つまり、薬機法違反広告が存在すると、医薬品業界の会社は経済的被害を受ける

医薬品業界の健全性について
医薬品業界に対しては、ネガティブなイメージを持っている人も多いだろう。医薬品業界にも悪い部分があるという説には、私も一定の納得感を持っている。

だからといって、違法なサプリメント業者が儲かり、信頼性の高い医薬品を作っているメーカーが損をする状況が続くことは、良いことだとは思えない。

私は、医薬品業界全体のことは、よくわからない。しかし、少なくとも広告の分野では、医薬品業界は被害者だ、と言える。

まとめ

この文章の筆者である土橋一夫の認識は以下の通りだ。

・インターネット上には違法広告が大量に存在している。

・薬機法違反広告を放置すれば、さまざまな被害が出続ける。

ログリー株式会社は、違法広告による売上の割合が特に大きいと思われる。

本文は以上。

これまでの取材協力等

これまで私が協力したマスコミさんなどを列挙する。

1. NHKクローズアップ現代プラス さん
NHKクローズアップ現代プラス 追跡!"フェイク"ネット広告の闇
2019年1月22日放送
取材対応・データ提供

2. 月刊サイゾー2019年5月号 さん
芸能人の肖像権侵害に薬機法違反 マツコや欅坂46も無断で登場「あなたにおすすめ」広告の闇
2019年4月18日発売
取材対応・データ提供

3. ハーバービジネスオンライン
ウェブ広告の闇。なぜ違法なサプリの広告が野放しになっているのか?
2020年3月21日公開
寄稿

4. ABEMA Prime
ABEMA Prime よく見る「〇〇でシミ・シワが改善」広告は違反! なぜレコメンドウィジェットに違法広告が蔓延?見抜く方法は?
2020年4月22日放送
出演

主な取材協力等は以上。

協力依頼

私のこの調査は開始から2年半が経過した今も、まだ終わりが見えない。協力してくれる人が欲しい、と感じている。気が向いた方はぜひお声がけ頂きたい。

例えば、以下のような人をイメージしている。ただ、基本的に報酬はお出しできないので、その前提でお願いしたい。

■発信力のある方(マスコミさん、ネット上の著名人さんなど)
この問題の存在に言及し、拡散してくれる人がいたら、ぜひお声がけ頂きたい。著名な人でなくとも、少しでも問題認識を広げることに協力してくれたなら嬉しい。

■技術力のある方
私の手元には約50万件のレコメンドウィジェット広告の記録(画面キャプチャとテキストデータ)がある。これを分析してくれる人がいたらお声がけ頂きたい。

また、この問題に直接的にコミットする形でなくとも、このデータを使って何かをしたい人がいれば、無料でデータを提供する。例えば、機械学習・AI系の技術を勉強している人で、分析対象のデータが欲しい人など。

大学や大学院で技術を学んでいる人の卒業論文・修士論文のテーマとして使って頂くのもOKだ。

■お金を出してくれる方
この問題については徐々に注目度が上がっていると感じているが、まだまだ動きは遅い。私にお金を貸してくれる方、もしくは私の会社「株式会社デトリタス」に出資してくれる方がいたら、ぜひお会いしたい。

謝辞

私はこれまで、この調査に関して、たくさんの人から助けられた。この問題が解決したら、お礼を言いたいと思っていた。しかし、私の力不足で問題解決に時間がかかっており、そのタイミングを逃し続けてきてしまった。

だから、まだ解決に至っていないけれど、ごく簡単に感謝を書き留めておこうと思う。

なお、これらの方々は、私がやっていることへ全面的に賛同の意を表しているわけではない。好意的に見てくれているとは思うが、それぞれの人によって賛同の度合いは様々だと思う。迷惑がかかってはいけないので、念のためその旨を書いておく。

たくさんの人に助けられ、それぞれの人から頂いたものも大きい。だから、なにも考えずに書くと、とてつもなく長くなってしまう。意識的にそっけなく記述する。

感謝を伝えたい方々

某社団法人の役職者の方
私に、この問題の存在を教えてくれた。

はあちゅうサロンの人たち
私に、気力を与えてくれた。このサロンは、悪い文脈で取り上げられることが多い。しかし、私にとっては良い場所だった。

1年半前にnote上に記事を書いたので、興味のある方は参照頂きたい。

また、はあちゅう氏の血液クレンジング問題での炎上についても、感じるところを別記事で書いた。

所属していた会社
長い間、良い労働環境を提供頂き、給与もきっちりと支払って頂いた。そのおかげで、私はこの調査を行うことができた。

NHK記者 田辺さん
私の調査に意味を見出して頂き、番組制作を行ってくれた。

某消費者団体 代表の方
私の調査に意味を見出して頂き、私を某行政機関の中に引き入れてくれた。

某ストラテジストさん
私の調査に意味を見出して頂き、私を勇気付けてくれた。

PC系有力ブロガーさん おふたり
私にハードウェアの知識を授けるなど、協力してくれた。

某薬機法ライターさん
私が発注した、普通ではない仕事を受けてくれた。

某美容ブロガーさん
私の仕事を長く受けてくれた。今も継続的に作業してくれている。

某Excel講師さん
ストレージコストに悩んだ際、GoogleDriveの効率的な使いかたを伝授してくれた。

jun@ステップ東北さん
2019年9月、まだ大きな成果を出せていない私に白羽の矢を立て、薬機法のセミナー講師として呼んでくれた。孤独に作業する私に、気力を充填してくれた。
https://peatix.com/event/730381

桜パソコンスクール関係者の方々
Web制作講師の職を与えてくれた。そのおかげで私の新しいキャリアが拓け、落ち着いて調査を続けることができた。

HATASHIAIさん
直接の繋がりのなかった私を、選手として迎え入れてくれた。思うように調査が進まなかった時期に、憂さ晴らしとして大いに役に立った。HATASHIAIについてはnote内に記事も書かせて頂いた。

やままさん
私の調査に強い賛意を示し、勇気付けてくれた。彼女のポッドキャストにも出演させて頂いた。

シャンパンタワー職人さん
私を友人として勇気付けてくれた。彼は、私とは活動領域が全く違うが、私と同じように、40代になってから会社を辞め起業したという境遇だ。彼の活躍は、私の気力の源泉のひとつになっている。

ノリオさんをはじめとするアソ部メンバーの皆様
私はアソ部という小さなグループに所属している。さまざまなイベント等があり、私はそれらに癒やされている。

私も一度、イベント登壇させて頂いた。それもとびきり楽しかった。

コワーキングスペースの皆様
私は、いち利用者の立場でしかないが、いくつかのコワーキングスペースで作業させて頂いている。単なる作業場としての機能だけではなく、所属感も提供してくれた。

私がよくお世話になっているのは、茅場町のCo-Edo、西新宿のbit&innovationさんだ。その他のコワーキングスペースも、よくドロップイン利用させて頂いている。

東京都中小企業振興公社さん
私はひとり社長だから、バックオフィス系の知識が不足している。東京都中小企業振興公社さんは、私のさまざまな相談に乗り、知恵を与えてくれた。私が享受したメリットは計り知れない。

某えらい人
私を議員会館に引き入れてくれた。

広告業界の某えらい人
私を飲みの場に迎え入れ、勇気付けてくれた。

某業界団体 代表理事さんと、その団体のメンバーさん
私がインターネット広告業界の仕事をするようになったのは、この代表理事さんをはじめとする業界団体の方々のおかげと言える部分が大きい。私が調査している薬機法違反広告は、この業界団体とは直接の関係は無いが、今の私があるのはこの業界団体のおかげだ。

この他にも、謝辞を書きたい人がもっともっとたくさんいるが、ここまでにしておく。

今後も、私なりにできる範囲で、この調査を続けていくつもりだ。どんな状況でも勝負し続ける胆力を持ち、この問題を解決する一助となりたい。

以上

もしサポート頂けたなら、そのお金は、私が全力で生きるために使います。