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ワクワクスイッチ®️No,2 社会的手抜き

新しい年度が始り、新たな新人が入り、組織を良い方向に向けようと日々奮闘しているリーダーは必見!!

『人数が増えるほど1人が発揮する力は落ちていき、8人を超えると「持っている力の半分以下」にまで低下する』

新年度の最初は緊張感があり、雰囲気は低下しないのでしょうが、慣れてきた頃に実感するんでしょうね。

そこで!予防策として
・役割分担の明確化
・少人数制の導入

などが挙げられています。

責任を明確にし、細分化し、『数は力なり』というように、しっかり人数の多さを長所にしていきたいですね!!

それでは、素晴らしい年度になりますように!!

d’s JOURNAL(ディーズジャーナル)理想の人事へショートカット より

「リンゲルマン効果」とは、フランスの農学者 マクシミリアン・リンゲルマンによって提唱された理論であり、集団で共同作業を行う際に起きる「社会的手抜き」のことを指します。

具体的には、1人で作業をする場合と比べて、共同で作業を行う人数が増えると、1人あたりの生産性が低下してしまうという内容です。

リンゲルマン効果は、肉体的なパフォーマンスだけでなく、認知的パフォーマンスにおいても起こるものとされています。

たとえば、大人数が出席する会議などで、ほかのメンバーが意見を出すことを期待して思考を止めてしまうような現象もリンゲルマン効果の一例といえます。

提唱者のリンゲルマンは、綱引きを用いた実証実験により、チームの人数が増えるほど1人あたりの出力が減少していくことを明らかにしています。

実験結果によれば、1人あたりの出力は「2人になると93%」「3人になると85%」「4人になると77%」「5人になると70%」にまで低下してしまうことがわかりました。

さらに、人数が増えるほど1人が発揮する力は落ちていき、8人を超えると「持っている力の半分以下」にまで低下するという結果になりました。

○リンゲルマン効果の予防
・役割分担の明確化
責任の所在を明らかにするのが効果的です。「自分以外の誰かがやってくれる」といった無意識の感覚がなくなり、それぞれに当事者意識が芽生えていくため、本来のパフォーマンスが発揮されやすくなるのです。

・少人数制の導入
リンゲルマン効果は集団の人数が増えるほど、発生リスクや影響も大きくなっていくと考えられています。そこで、少人数制を導入して、集団の大きさを制限するのも有効な施策の一つです。組織の母数が小さくなることで、それぞれの働きが可視化されるため、自然とリンゲルマン効果も抑制されていくことが期待できるのです。


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