真実と事実の違い

真実は複数、事実は一つ

真実は人の数だけあり、事実は1つという話を読んだ。

AとBがぶつかった場合、
Aは
振り向いたらBにぶつかっただけだが、
Bは
Aが急にぶつかってきたと感じた。

それぞれ嘘はついていないとすると、
真実は2つになり、
事実はAとBがぶつかった1つ
というロジック。

ただ、コナンが好きで、
真実はいつも1つという言葉を聞いていると
なんだかスッキリしない。

使い方も合っているらしい

そこで、少しググッてみたところ、

・事実をねじ曲げる
・周知の事実
など、事実は普遍的なものとして扱われる一方
・真実を伝える
・真実を告白する
など、真実は主観的なものとして使われる
ということで、やはりそうらしい。

捉え方の違いにも思える

先程の例だと、
AとBそれぞれの言葉を真実
として捉えているが、
主観や主張の方が正しい気がする。

打算的な考えを除くと、
主義主張は自身が事実だと思うことを伝えるものであり、真実という響きにはそぐわないのでは?

やっぱりコナンが好き

真実と事実について考えていると
結局、コナンの主張に侵されていることに気づいた。

言葉尻は若干違うかもだが、
14番目のターゲットで、
撃ったのが事実でもそれがイコール真実とは限らないんじゃねーか?
みたいなセリフがあって、
この考えが根底にあると思う。

おそらくこの辺の考えがベースにあり、
数ある事実から真実を見つけていく
という本来の意味とは逆に捉えているらしい。

ただ、言い換えると追求する人ごとに真実が生まれてしまうことになる。。。

定義より扱いが重要

結局、
事実は起こった事象そのものであり、
真実は事実に解釈を加えたものである
と言えそう。

今回、事実と真実について考える中で、
どちらも扱い方が凄く重要であり
上下の関係にすべきでないと気づいた。

事実に主観を交えたり、
真実に客観性を求めすぎたりすると、
話がまとまらなくなる。

客観的な情報でしかない事実と
主観的な情報も交えた真実は
それぞれの特性を理解した上で
適切に扱える人でいたい。

事実だけだと冷たく感じるし、
真実だけだと誤った判断をくだしそう。。。


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