くすッな話400 #14
根がおっちょこちょいである。
高校の同級生がオペラ歌手をしていて、ドイツレストランでのライブを見に行った。
その日は同級生が数人集まり終わった後私はトイレに。
行くとドイツ語表記と共に男女のちょっとわかりにくいマークがついている。私はドイツ語が読めないので形を確かめながらドアを開ける。
さて私はモンテソーリ教師の免許を持っていて、教材のひとつに目と手の動きを繋げるためのものがある。
しか~し練習が必要なのは私であった!
つまり女性用のマークを見ながら私の手は男性用ドアノブに。
入ると男性用のそれがデンと(普通そこで気づくけど)。しかし私はそのまますぐそばの個室へ。中に入り振り向いてドアを閉めようとした瞬間、男子同級生が駆け込んで来た。唖然とするふたり。そして視線は彼の手元へ。ファスナーはまさに開かれんばかりの・・。あとで気づくが彼の用足し中に私が個室から出て来るという最悪の状態でなくてよかった。やれやれ
🌸
汐留のホテルで強制隔離中、このドイツレストランはそこから近い新橋にあって、10年以上前のそんな”事件”を思い出したのである。
写真はモンテソーリ言語分野のワークのひとつ。英文は左から右へ流れるのでその目の動きに沿って木製ビーズを左から右へつなげていく。
日本とカナダの子供たちのために使いたいと思います。