「読む」だけでは読解力は上がらない
国語(日本語)を教えているときに、よく保護者から「読解力を上げるには読書をたくさんした方がいいですか?」という質問をされます。
たしかに、「読解力」とはまさに「読み解く力」なので、読むという経験の積み重ねが大切であることは疑いようがありません。
でも、「読む」だけで自然と読解力が身につくのか?と尋ねられると、それは違うと思います。「読書好き=国語が得意」とは限らないということです。
読書はどこまで有効なの?読書に対するある種の「信仰」は昔から根強い気がしています。
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