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オフビート・クリックにハッとした。

今回はちょっと苦戦しましたが、なんとか新曲の歌詞を仕上げました。

今日からDTMで音源制作に着手。

いつものようにガイドとして、進行だけを把握できるようにラフな弾き語りトラックを録ることから始めます。


DAWソフトには必ず「メトロノーム機能」がついています。

テンポを指定して「カッ カッ カッ カッ…」とクリックが鳴り、テンポをキープしながら演奏します。

自分のイメージした速さで実際のBPM(テンポの速さ)を設定するんですが、これが突き詰めると正解が見えなくなるんです。

でも「微妙に速いんだよなぁ」

いや「やっぱり遅いかぁ」

そんなことを繰り返してると、そもそもイメージしていた速さがバグってしまいます。

よし!このBPMでいこう!って決めて、弾き語りをザッと録音。

…テンポ、ヨレちゃうんですけどね。どのみち。

人間ですもの。(言い訳💦)


まぁ、絵で言う「ラフ」とか「デッサン」にあたるんでしょうか。

イメージのガイドという意味合いが強いのでいいんですけどね。


僕にとっては、むしろここからがメトロノームのお世話になるパート。

バンドサウンドでアレンジするときは、基本的にはガイドをもとにドラムトラックから作成します。

プラグインソフト音源を使用して、MIDIでの打ち込みをします。

メトロノームのクリックを聴きながら、主にバスドラム・スネアドラム・ハイハットをMIDIキーボードを弾いてリアルタイムで打ち込みます。

これ、思ってる以上に難しいんですよ。

クリックに合わせてるつもりでも、わずかにズレてしまいます。

自分のテンポキープが不安定なのもありますし、レイテンシー(MIDIキーボードを弾いてから実際に音が記録されるまでのわずかな遅れ)が気になることもあります。

レイテンシーは、最近はほとんど感じないとはいえ楽曲のリズムが跳ねていたりすると、微妙に気になるんですよ。

もちろん修正はできます。

定番ではクオンタイズ(設定した拍のグリットに合わせてMIDIノートを自動で修正してくれる)をかければいいんですが。

あとは「MIDIノート」と呼ばれれる、打ち込んだ音情報の音符のようなマークを地道に修正していくとか。


ストレートなリズムを作るときはクオンタイズ万歳なんですが、僕「ストレートじゃない」リズムになってしまうことが結構多いんです。

Bluesやブギみたいな。ロックンロールでも跳ねてるリズムはよくありますよね。

そんなときはクオンタイズかけると、意図した修正にならない。クオンタイズ自体の設定を細かくしなきゃいけなくて逆に面倒です。

僕は、ズレてるMIDIノートを動かして修正するのが多いですが、正直面倒くさいです。

話は戻ると、結局シンプルに打ち込みがズレていなきゃ問題ないわけです。

そう言って出来れば苦労しませんが。


今日もドラム打ち込みで微妙なズレと格闘していました。

クリック音が聴こえにくいなと設定をいじくっているとき。

あまり気にしたことがなかったんですが、オフビートの設定を変えてみました。オフビート=裏拍の音を聴くかどうかという設定です。

普段は、オンビートだけです。4拍子だったら「1・2・3・4・」

オフビートは「・」にあたるタイミングのことです。

と、この「と」の音を聴く設定に変えて録音したら、ハッとしました。

「オフビート聴きながらだと、オンビートのタイミング掴みやすい!」

今まで考えもしませんでした。余計なクリックは邪魔なだけだと思っていましたし。

スネアのタイミングや、ハイハットの刻みも、オフビートを意識することで狙った打ち込みがしやすい気がしました。

なぜ今まで気がつかなかったのか。

いい発見。日々研究・探求・メロリンキューですね。

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おまけの宣伝です。

stand.fm(スタエフ)でチャンネル開設しました。

弾き語りや、何かしらのお話、ひとり音楽祭?など、面白い収録ファイルができたら公開する感じで楽しんで使おうかなと思っています。

特に有益な情報はないと思うので、お気軽にお情けで聴いてみて下さい。

CMとか作っちゃうかもよ?

アルバムの宣伝とかも。

聴いてみて下さい。

アルバムもよろしくです。



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