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協調性について考えるワーク

先日、"協調性"をテーマにグループワークを行いました。

日頃の利用者さんの態度、姿勢をみている中で、【目的を達成するために協力し合って行動すること】
まさに"協調性"を意識してもらいたいな…
という思いから、改めて考えてもらう時間を設けたいと思いました。

場面を想定して「こんな時どうする?」をディスカッションしてもらいました。

・休憩時間に狭い通路で立ち話をしている人がいて、後ろを通れません
・会議室の前を通ったら先輩が会議の準備で机を動かしているのを見かけました
・留守番を任されたけれど、休憩時間になりました。まだ誰も戻って来ません
・電話が鳴っています。周りの人は他の対応で出れそうもありません

これが正解!というものはないのかなと思います。
職場によっても違うと思います。

協調性ということを考えて行動するとしたら、どんな行動が相応しいでしょう?

こんなワークでした。

これまで、グループワークはペアワークか3〜4人で行っていましたが、今回は協調性がテーマということもあり、6人グループで実施してみました。

協調性をもって、参加してくださいね、
と、お伝えしてスタート。

しかし、ワークが活性化せず…

途中、発言を促してみたりしましたが、
「・・・・・」

苦戦。

一部の方からあがっていた声は、
・声をかけ合う
・積極的にコミュニケーションを取る
・周りを見渡す
などの意見も出ていた一方で、

・利益がない時に自主的に動く意味はない
・最初から指示を出しておくべきだ
という意見も。

様々な意見をお互いに聞くなかで、
みんなが協調性をどう受け止めたのか。
ひとりひとりと振り返りを行う時間がないのが、
残念なところ。

そして、ワークが活性化されなかったのは、
6人だと人数が多いと感じるのか。
テーマが難しかったのか。

最近、発言が増えてきた様子がみえていた方も今回は俯きがちで、目が合いませんでした。

他の支援員から、
心理的に安心安全な場じゃなかったのでは?
との意見を受けました。

私のファシリテーター力のなさ…
ということなのかな、
と落ち込む。


声をかけ合う。
周囲の状況を見て行動する。
どうしたら良いかわからない時は、聞いてみる。

相手がどう動くのか知る事で自分がどう動いたら良いのか明確になる…
だから組織で求められるコミュニケーションスキル。
"協調性"

少しでも、意識してもらえたら…
と願うばかりです。

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