高校生合同演武・研鑽会

桜が咲いてるらしい。いまのところ、春らしさは鼻水の量くらいしか確認していない。
雨の感じや晴れた日の陽気は春の気配か。

演武見てきた。三年ぶりの開催、入退場はみんなグダグダ。演武慣れしてない感じがそこかしこに感じられる。
とはいえ、一年間関わってきた子たちの上達には目を見張る。細部の粗さはいくらでも指摘できるが、それよりも上手く見せられるようになったこと、立ち振舞いが凛としてきたことに拍手。彼らのレベルを嫌みなしで上手いと言えるようになったのは、年をとったってことなんでしょうな…。

いろいろなことが元に戻っていくなかで稽古ができた今年の二年生たち。久しぶりに高校生初段も熱いものが見れそうです。まだ演武を観るのもやるのもこれからの一年生たちは、いろいろ吸収するものがあったはず。これから「どうしたい」「こんな合気道がしたい」というエゴを出していってほしい。

今まで続いてきた慣習が途絶え、指導できる先生も減って、仕切り直しの高校生合気道。大学やその先の稽古ではすっかり稀少種になってしまったけど、必ず合気道界に面白い風を吹かせるはずなので、興味をもって続ける人材にこれからも出てきてほしい。

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