いつ相談するのがベター?

自分の部屋が、オフィスが、持ち物件が漏水してから、いつ、誰に、どんなふうに相談するのが正解なのでしょう。

中でも今日は、いつすべきなのか?について少しお話したいと思います。

気づいた時にはもう遅い?

漏水って、大きく分けて二つの要因があります。
(今回はRC(鉄筋コンクリート)に関して)

①配管からの漏水
②雨水からの漏水

どちらにしても、共通なのはコンクリートの微細なヒビを侵攻してくるところです。

ゆっくりゆっくり、じわじわと、数時間〜数日。
長い時は何年も掛けて、ひび割れの合間を縫って侵攻していきます。

その合間には鉄筋がいまして、鉄は水に濡れたままでいると次第に錆びます。すると鉄は次第に膨張し、ひび割れを更に大きくし、水の通る道を更に広げます。

広くなった部分に水は溜まり、逃げ道が無くなると留まり、水を溜め込みます。
そうして侵攻し続けた先に、わたしたちの部屋があるわけです。
部屋に目視で確認できる頃には、裏では鉄筋は錆び錆び、ひび割れは大きくなり残念なくらい建物は劣化しています。

そう、気づいた頃にはもう遅いのです。

雨漏りした事実は、「あ、水漏れてきた〜」なんて呑気に言ってる場合ではないのです、実は。

これって、あれに似てない?

これ、水漏れの話をしていますが、何かにとても類似しています。。

実は、わたしたちの体内の様なイメージ持って頂けるとわかりやすいかも。

自分は健康だし、多少食べすぎても、歯磨かなくても、不摂生しても、問題ないだろう、と過ごしていると、ガタがきますよね。大病したり、怪我しやすくなったり。時には取り返しのつかない病気になったり。

建物もそうなんです。屋上の防水、もう何年もやってないけど雨漏りしてないしいいか。雨樋の掃除、水漏れしてないからやらなくていいや、ではもしかしたらがあるのです。

是非、水漏れを確認した際は既に末期症状であることを理解して、定期的なメンテナンスをおすすめ致します。

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