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NFTを買う前に知っておきたいお金の話

小野さんです。今日はNFTのお金の話をしたいと思います。NFTに興味を持ってる人や、これから始めようと考えてる人に、知っておいてほしいことがあるんです。せっかくNFTの世界に足を踏み入れるのに、後になって「そんなの聞いてない!」みたいになったら、もったいないですからね。

まず大前提として押さえておいてほしいのは、もうNFTバブルは来ないってことです(たぶん)。2021年から2022年にかけて、NFTバブルと呼ばれる時期がありました。例えば、Bored Ape Yacht Club(BAYC)というおサルさんのNFTが、1つ150ETH(イーサリアム)くらい、つまり家一軒買えるくらいの値段まで上がったんです。確かにその頃は儲かりました。でも、今は2024年。仮想通貨バブルが来つつあるのに、NFTはピクリともしません。底を這いつくばってる感じです。

もちろん、もしかしたらまたバブルが来るかもしれません。でも、それは来たら来たで儲けもんということで。バブルは来ないという前提で始めた方が、まずいいと思います。

次に、NFTを買う目的は人それぞれですが、メインで使われているのはコミュニティの証としてです。でも、これが実は売りづらさにつながるんです。なぜかというと、NFTのコミュニティって規模が小さいので、誰が買った、誰が持ってる、誰が売ったっていうのが一目瞭然でわかっちゃうんですよ。

昨日まで仲良くしてた人たちに、急に売ろうとすると、やっぱり気まずいですよね。理由を説明すればいいんですけど、何も言わずに去っていく人を見ると、「あ」って感じでわかっちゃいます。これは仮想通貨にはない感覚で、NFT特有の新しいカルチャーと言えるかもしれません。

そして、売ろうと思った時に問題になるのが、流動性の低さです。総量が少なく、なおかつNFTって小分けにして売れないんです。例えば、1ETHのNFTを0.1ETHずつ売るみたいな仮想通貨的な動きができません。一個単位でしか売れないので、買う側も最低でも1ETH用意しないといけない。これが結構ハードルが高いんです。

さらに、NFTって何かとお金がかかります。ガス代っていうのがあって、これが結構高いんです。ミントする時やNFTを購入する時はもちろん、その後の操作でも何かとガス代がかかります。これは僕も最初びっくりしました。

まとめると、NFTを始める時に押さえておくべきポイントは3つです。

  1. 市場が冷え切っていて、バブルはもう来ないと思って始めた方がいい

  2. NFTはコミュニティに紐づいているので売りづらい

  3. 流動性が低く、切り売りすることができない(単価が高い)

  4. ガス代も高いので予想以上にお金がかかる

正直、僕も儲かったのはNFTバブルの時だけです。今はほとんど儲からないし、儲けようと思ってやってません。でも、NFTには別の価値があると思うんです。

アーティストの方なら、NFTを作品世界を広げるツールとして使えます。一般のユーザーなら、コミュニティの入り口として購入したりできます。そういった形でNFTと関わるのがいいんじゃないかなって、個人的に思います。

NFTの世界、まだまだ発展途上ですが、お金の面でも独特の特徴があるんです。これらを知った上で、NFTの可能性を探っていくのも面白いかもしれませんね。皆さんも、自分なりのNFTとの付き合い方を見つけてみてください。


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