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「90分の試合」というコンテンツを事後で伝えるときこれ以上のフォーマットはないんじゃないか

  1. 制作にかけるひと手間 vs 他者の目

  2. 道具はいつだって使い方次第

  3. みんながやってないことやろう精神

  4. 収まるという美しさ


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制作にかけるひと手間 vs 他者の目

手間がかかっているもの、手間がかかっていないもの。もしくは、手を抜いているもの、手を抜いていないもの。って、ある。それがどのようなジャンルのものであれ、たとえば文章、何かのデザイン、家の掃除であれ食器洗いだって、すべての仕事や作業には必ずその2種類があって、その「差」に他人は気がつくのである。

ただ、手間をかければ良い仕事や作業ができるか、手を抜かなければ良い仕事や作業ができるかと言われるとそれもまたクエスションマークが付いてきて、仕事や作業は難しい(めんどくさい)。

多分、自分が好きな人や、信じているものや、(ある意味で)信頼しているグループから出てきた「仕事」や「作業」が、ああこれ手抜いてんなあ……とわかっちゃった場合、気づいちゃった場合、これはこれは結構ダメージが大きく、それゆえ、そういう姿を見せないようにしなければならないのだけれど、無念、この「手を抜かない」ということだけでも結構難しい。

ずっと手を抜かずに仕事や作業をする人やグループは、それゆえ人を一定に惹きつける。


道具はいつだって使い方次第

JリーグのEnglish版アカウントで、すごく良いクリエイティブがあった。

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スポーツを題材としたクリエイティブやデザイン、ブランディングやキャンペーンなどの中から印象に残ったものを選択し、それらについて考察や感想を…

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