お客さんとの約束『In my life』
昨夜は新京橋商店街にある和み立呑処『六華』さんへ。
7月頃だったか、拠点を増やそうと探し続け、何気なく入ったお店でした。
にも関わらずママさんのご厚意で初回から流しをさせて頂き、現在では月に一度ほど遊びに行かせてもらっています。
『俺、ビートルズのIn my lifeって曲が好きなんだよね。』
「あ、そうなんですね!わかりました。次までに覚えてきます!!」
先月、常連さんとこんなやり取りがありました。
もしかしたら飲みの席だし、覚えておられないかもしれません。
また覚えてきて!という意味でもなく、何気なく仰られただけかもしれません。
連絡先も知らないし、次いつ会えるかもわかりません。
それでも私は必ず会えることを信じ、何気ない言葉でも約束を守りたくて、In my lifeを身体に染み込ませ昨夜突撃致しました。
「○○さん!お久しぶりです。『In my life』覚えてきましたよ!!」
会えました。一眼でわかりました。
しかも先月と同じく、お隣も同じ常連さん。
『おお、そうか!』
リクエストをしてくれた事を覚えててくれました。
とは言いつつ、自分勝手に流しを始めるわけにもいきません。
ママさんがいて、お客さんがいて、場の雰囲気があってついでに流し。
1時間ほど一緒にお酒を飲んでいました。
今日はできなかったな、仕方ないとお会計を終え、次のお店へ行こうとしました。
『え、もう帰るの!?』
「そうですね。すいません、また歌いに来ます!!」
『別に大丈夫じゃないかな。せっかく来てくれたんだし。』
「あ、い、いいですかね。歌っても大丈夫ですかね。」
このやり取りをママがすぐに察知し、他のお客さんに状況を伝え、OKだよ!とサインを頂きました。
「あ、ありがとうございます!!早速準備します!!」
すぐにギターを取り出し、早速1曲目にIn my life。
『そうそう、このイントロがいいんだよ。』
緊張しながらも、ここだけは丁寧に弾きました。
喜んでくれた。本当に喜んでくれました。
それが本当に嬉しかったです。
覚えててくれてありがとうと、こっそりチップを渡してくれました。それはそれは胸が熱くなるほどに。
結局は人と人だなって思いました。
歌えばいいってもんでもないし、盛り上がればいいってもんでもない。
どんなに曲が増えようと、ずっと大切にしようと思いました。
昨夜は素敵な時間でした。ありがとうございました!
また遊びに行きます!!必ず。
何より、常連さんと仲良く飲ませてもらえるだけで幸せです。
これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!