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【大爆発!】熱狂に包まれた、西九条での流し1時間半

「明日行きつけの居酒屋が貸切で、一馬も飲みに行く感じでとりあえずギター持ってきておいで。雰囲気が良ければ俺が紹介するから、流しで何曲か歌ってアピールしていこう。」

大学の先輩から連絡を頂きました。なんてありがたい。

確かに流しは皆さんがいて成り立つものだから、初見でガツガツするものではない。
しかも貸切の理由は、とある団体と一部の常連さんが集い飲み交わすものとの事で、音楽がメインでは無い。

前回どえらいお世話になったお店だし、今夜はゆっくり飲み楽しもうとギター抱えて西九条へ。

お店へ到着。ものすごい笑い声が聞こえる。
4枚つなぎの入口のドアを、全部開けないと入らないぐらいの人だかり。
見えないけどどうやらお立ち台が作られ、余興を行うステージがあるらしい。マイクもある。

司会者の方だろうか。
どうやら今から流しが到着したようだ、まもなく演奏が始まるとアナウンスしてくれている。

まさかの展開。一体どうなっているんだ。感覚が全然追いつかない。

しかし再び振り返る。
流しとは、皆さんがいて初めて成り立つもの。そして音楽とは、如何に一人一人皆さんが心地よく楽しんで頂けるかを、歌として音として伝え、表現することが大切だと私は思います。

これはもう行くしかない。
さらに渦巻いてみせる。盛り上げてみせる。
心に決めたその瞬間、私は自分の中でプレイヤーに変わり、ギター片手にお立ち台へ上がりました。

溢れんばかりの拍手。そして揺れるような歓声。
状況や背景なんてどうでもいい。ステージに立った今、私は歌い手として夜を作る。

掴みは沢田研二さんのサムライ。
もう既に一緒に歌い、踊る人が右から左から。

もう1曲ぐらい歌って自己紹介し、リクエストを頂こう思いました。
しかしサムライ終了後、リクエストオンパレード。

「十九の春!!!!」
「バンザイ歌ってー!!!!!」
「QueenいこうQueen!!!!」
「(せーの)サザン!!!!」
「心の旅ィィー!!!」
「斉藤和義お願いします!!!」
「栄光の架橋!!!」
「エレカシ聴きたいエレカシ!!!」
「渚のシンドバッド!!!!」
「演歌いこうか!!バタヤンいこう!!!」

いや、もうこれまじですよ。熱狂凄まじかったですからね。
自己紹介どころか飲む暇も無いぐらい。
えげつなかったですよ。ライブでは経験したことのない温度。そして収まる気配もなく。

このままでは次の流し間に合わんぞと、タイミング見計らってラストリクエストを歌い、ありがたくもアンコールまで頂き、なんだかんだで1時間半近く演奏しました。
初めてでしたわ。こんなにあっという間なのか1時間半は。

飲みに行ったはずなのに、気がつけばガッツリ演奏させて頂きました。
しかもお店の方が投げ銭箱を用意してくれて、終わりには見たこともない量が。うおお分厚い!!そして重い!!

あとは写真なども撮らせてもらったりし、ご挨拶の後私は次なる流しへ向かいました。

終始バタバタで、しっかりとお話させて頂くことも出来なかったのに本当に素敵な空間をありがとうございました!!
色々と御礼やご挨拶もさせて頂きたいので、また飲みに行きます!

ライブは自分のための音楽だったかもしれない。
でも流しは人のための音楽なのかもしれないなと、最近はすごく思います。

いやあ流しは本当楽しいですね。私にとって天職です。人生ひっくり返りました。
しかしまだ平成最後の目標、令和幕開けまでに400曲、まであと5曲。
灯火は消えることなく、日々歩き続けます。
改めて西九条での流し、本当に最高でしたありがとうございました!!


毎週水土は流し!!


これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!