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【大爆発!!】11/23(土)Gospel Live、大盛況で閉幕!!

11/23(土)はゴスペルライブでゲスト出演させて頂きました。
どうしても写真も含めてブログで記事にできたらと思いまして、少々お時間を頂きました。いやあ、ものすごく感慨深い心温まる夜でした。

今年はゴスペルグループ、Q-VOX結成10周年ということで、過去最大規模での挑戦を全員で掲げました。

開催は11月でしたが、動き出したのは、実は2月。
何をやろうか。どんな挑戦をしようか。どれぐらいの規模でいこうか。何度も何度も何度も練習と打ち合わせを繰り返し、音を鳴らしては案が飛び交う日々でした。

まずひとつめの挑戦が、ア・カペラの楽器無しBGM無しで、メンバー全員熱唱。

衣装も揃え、The Gospel!!とも言える挑戦をさせて頂きました。
私は普段歌っているのでまだ何とかなりましたが、何と言っても他のメンバーですね。ドラマーやベーシストの方々はかなりの挑戦だったかと思います。

ああ、これがGospelか。聴くと歌うではまったく違うし、映像とライブでも全然違うと、肌感覚で知ることができました。

いやあ、Gospelはおもしろいですね。先月の演劇(仏像作品展)もそうでしたが、新しい世界ってのは本当に楽しいです。


そして時は第二部へ。
衣装を着替え、全員熱唱のGospelをもう1曲させて頂きました。

この曲は振り付けもあったので、これは初挑戦でしたね。
全員で歌うってだけでも楽しかったですが、振り付けがあると一体感出ますよね。Gospelの真の魅力をひしひしと感じました。

勢いは止まらず次の曲へ。

Q-VOXオリジナル曲、「ThanQ All」誕生の物語

Q-VOX Gospel Liveは(いつの間にか英語になっとる)、基本的に世界の名曲を形作り、落とし込み、演奏させて頂くというものでした。

勿論今回のステージでも、楽器交えて何曲かGospel Songを行いました。

しかし今年は10周年記念。そこで出た案が、「Q-VOXのオリジナル曲を作ろう!!」

言い出したのがほとんど自分だったので、曲作りも私がやると決めました。勿論、Gospelの曲なんて作ったことがありません。

だけどせっかくの記念すべき10周年。言葉じゃなく行動で示したいし、これはやるの一択しか無いと、膝ガクガクしながらも挑戦する道を選びました。

しかし、どっから手をつけたらいいかわかりません。歌詞もサウンドも全部0からです。

さらには、私の主体ではなくQ-VOXのお二人が10周年を経て感じたことなどを歌に取り入れるべきだと私は思ったので、自分で作り出さず、まず最初にQ-VOXのお二人へ取材をしました。

10年を通して感じたこと。これまでの歴史を振り返って。メンバーについて。お互いについて。今後について。

たくさんの言葉を頂き、書き留め、勝手ながら私の挑戦が始まりました。
Q-VOXのお二人の意向により、新曲披露は当日までトップシークレットだったので、活動の裏側でこっそりこっそり曲作りに励んでいました。

今だから書けますが、とにかく大苦戦、そして超難産でした。
私もQ-VOXのお二人とは長いので、絶対に1mmもクオリティーを落としたく無いし、絶対に喜んでもらいたい。

そしてこの先5年後10年後も歌って頂けるような、また10周年の現在を思い出してもらえるような曲にしたいと思っていました。

3月に取材させて頂き、4月、5月、6月。
4ヶ月経っても納得のいくものが生まれません。仮の曲はできましたが、いやもうちょっと何とかならないかと頭を抱えていました。ボイスメモが仮音源で溢れ返っていたのを今思い出しました。

7月。Gospel Liveまで残り4ヶ月。これはまずい。
そもそも曲が完成しないことには練習すらもできないし、Liveサウンドのアレンジもできない。

しかも8月には2019年最大の挑戦、ワンマンライブが控えている。また10月開催予定の「仏像作品展3」も動き出し始めている。

しかし曲ができない。納得いかない。完成しない。
だからといって、一流のGospelに寄せたような、テクニックに走る曲ほどつまらないものは無い。Q-VOXのお二人だけに向けた、世界でたったひとつの曲を創りたい。

そして8月。
後が無くなった私は、この5ヶ月間築きに築き上げた仮音源をすべて捨て、0から創り直しました。これ本当です。全部捨てました。

何もかもを無くした情報の無い私は、最初にリズムの土台を創ってみました。そしたら思わぬ閃きが!!

これはいい!ここを突き詰めよう!!
5ヶ月間得られなかった感触がここにあって、集中力を全投下しました。流しの練習を忘れ、朝食を忘れ、昼食を忘れ、ずっと机に張り付いていました。

何故ならこのチャンスを逃したら、もう次は無いかもしれないから。

取材で頂いた言葉を英詞にし(英詞すらも初挑戦)日本語も織り交ぜ、お二人の声の高さを予測してキーを設定し、楽器隊のメンバーが伸び伸びと演奏する姿を想像しながら、無我夢中で没頭しました。

自分でも驚いたのですが、6時間で完成しました。
でも過去の5ヶ月間が無駄だったかと言われれば決してそうではなく、相対が生まれたので私は必要な時間だったと思っています。

その日初めてでしたが、知恵熱なのか何なのか頭が熱くなりすぎて、その夜ずっと寝てたのをうっすら覚えています。なんだか懐かしいです。

初めてQ-VOXのお二人に曲を聴いて頂いた時に、ものすごく喜んで頂きました。それが本当に嬉しくて。やっぱり1mmも妥協せず、あきらめないで良かったと本当に思いましたね。

子どもを産む時ってそうなのかもしれないですね。今までのあれやこれやが全部吹っ飛ぶ。なんか少しわかった気がします。

どえらい長くなってすいません。
本当に今回のQ-VOX Gospel Liveには思い入れが強くて、しっかり書き残したくてこのような形になってしまいました。

Liveの最後は我々からのサプライズもご用意させて頂き(私は巻物を読む担当)、Q-VOX 10th Anniversary Gospel Liveは大盛況で幕を閉じました。

本当に楽しかったし、いつも参加させて頂きありがとうございます!!
1年という大きな枠の中で大きな挑戦に関わらせて頂くことができ、私自身もまだまだ成長できるかもと自信がつきました。これからもいい音楽が提供できるよう精進しますので、何卒よろしくお願い致します!!

そして今回の件で何よりも驚いたのは、Live翌日に「来年何する!?」とメッセージ頂いたことです。は、速すぎる!!あ、あの余韻とかそんなんあるのでは。

どうやらおもしろい未来は、まだまだ続きそうです。


出張流しやってます!!

全国どこでも飛び回ります。ご興味があればぜひ!!


これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!