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【流し】9歳の男の子「すいません、Deep PurpleのHighway Star歌ってください」

今日はさらなる流し拡大に向けて、紹介でとある子ども楽団の稽古場へ伺いました。

ドアを開ければ、ひとたび子どもたち(小学生)がクラリネットやサックス、フルートなどを好きなように奏でていて、そこはまさしく自由な空間でした。

ご挨拶も兼ねて、とりあえずギターを持っていきました。
そしたら私を見た子どもたちはたちまち「先生!」「先生!」。

楽団の主な活動内容は、周期的にイベントで演奏を披露するというものです。

そのため、様々な先生がすごい回転率でいらっしゃるようで、たぶん私を見てそう感じたのだと解釈しています。

歌わせて頂くのはともかく、まさか先生と呼ばれるとは想像もしていませんでした。

しかしこうなった以上、もはや先生になり切るこそが美しき未来。私は1日先生になりました。

先生に1曲歌ってもらいましょう

楽団を取り纏めている、本物の先生から少しばかり時間を頂き、偽物の先生(=私)の自己紹介が始まりました。

そしたらある子どもが、

「先生なんだから、自己紹介で1曲歌ってほしい!!」

言葉が鮮明に響き渡り、名乗ることも無く突如ギターを抱え「パプリカ」を歌いました。

こっからはもう子どもたちに火がついたのか、「ドラえもん歌って!!」「大きな古時計やって!!」「まちがいさがし聴きたい!!」「マリーゴールドがいいなぁ。」「栄光の架橋!!」

リクエストが止まりません。ものすごい勢いです。いや本当に。

そんな中、楽団にはまだ所属しておらず、見学に来ていた一人の男の子が遠くから近付いてきました。

そして男の子は突然こう言いました。

「すいません。Deep PurpleのHighway Starを歌ってください。」

は、Highway Star!!まじかどっから出てきたんだその選曲。

他の子どもたちは硬直状態。
4秒か5秒だか、とにかく時が止まりました。私も思わず叫んでしまいました。

「よし!わかった。Highway Starだな。アコギ1本でやろうじゃないか!!」

私は完全に火がつき、本気モード(赤い眼)になり、全員置いてけぼりでその子の為だけに全力のHighway Starを歌いました。

もちろん流しのリストにもありません。記憶だけを頼りに、ただ勢いのまま奏でるのみです。

その子は喜んでいました。
さすがに時間頂きすぎだと稽古場から離れ、御礼を伝え私は端の方の席に戻りました。

楽団は練習を再開しました。ただ、見学に来たあの子は隣にいます。

リクエストは止まらず、次は「365歩のマーチ」「青空」「リンダリンダ」など。
端っこで小さく一緒に歌い、ハモり、その子のお母さんは大爆笑でした。

結局10曲ぐらい歌いました。いやもっとかもしれん。

若干目立ちすぎてしまい、諸々反省もしつつ、流しの破壊力を改めて感じた1日でした。いやしかしここまですごいとは。世代を超える。

いやあ、本当に流しは楽しいですよ。
年齢・国境すべてを超越し、とにかくかなり盛り上がります。ものすごいです。

あとはギターに興味がある子も多くて、ギターを教えたりなどなど。

ものすごい笑い、貴重すぎる1日でした。どえらい楽しかったです!

もし良かったら、私は昼間も流しもやったり、あとギターレッスンも行なっているんで、ご興味があればぜひOfficial Websiteメールからご連絡をよろしくお願いします!!

そんな明日は昼流しですね。
今週はいいスタートです。がんばります!お時間合えばぜひ!!

これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!