Tears in Heavenをリクエスト頂いたのは、すごく仲の良い若いご夫婦だった
エリック・クラプトンの歌で、Tears in Heavenという有名な曲があります。この歌詞の意味を知った時、なんて悲しすぎるだろう。そして世界中の人々から愛されている理由が身に染みてわかりました。
もし君が居る天国で会ったとしたらさ
父さんの名前を覚えているかな
もし君が居る天国で会ったとしたらさ
前と同じようにしていられるかな
父さん、強くならなくっちゃいけないな
それを続けていかなくっちゃ
わかっているよ
天国じゃないってことはね
クラプトンは4歳の息子を亡くしたそうです。高層マンションから誤って転落したとか。あまりに辛くて閉じこもっていたそうですが、この曲が生まれたと同時に、悲しみを乗り越えたそうです。
父さん強くならなくっちゃいけないな
それを続けていかなくっちゃ
わかっているよ
天国じゃないってことはね
つまり、父さん(クラプトン)のいる世界は天国じゃなく現実。本当は父さんも、辛くて死にたくて仕方がなかったかもしれない。
でもダメだ。強くならなくちゃいけない。そう自分に言い聞かせるように、クラプトンはこの曲を作ったんじゃないかと私は感じました。
Tears in Heavenをリクエスト頂いたのは、仲の良い若いご夫婦だった
実はこの曲もリクエストを頂きました。仲の良い若いご夫婦で、ご一緒にBARへ行って本当に楽しそうに流しをご堪能頂きました。
リクエストのお話になって、Tears in Heavenをリクエスト頂きました。私もいつものようにわかりました!と、元気よく返事をしてこの夜は終わりました。
この曲の本当の意味を知り、再びあのご夫婦の顔を思い出しました。あの時はすごく笑って頂いたけど、もしかしたら本当は、何か言葉にしたくない過去があるのかもしれない。いやでも、単純にこの曲が好きなだけかもしれない。
答えはどっちでもよくて、ただこの曲の意味を知って私が強く思ったのは、次に歌わせて頂く時は優しく、大切に大切に歌おうと。勘違いでもいいし事実はどっちでもいい。でも、歌は心。すごく大事にしたい、そう感じました。
最近は一重に流しと言いつつも、すごく人だったり気持ちだったり感情のようなものを、ひしひしと感じることが多くなりました。
こんなことなかなか体験できないし、音楽の真髄だったり人間としての在り方、生き方というものを肌感覚で触れられるので、ただ歌うだけじゃなく、その裏側にある芯というか核となるものも大事にしていきたいと思います。
出張流しやってます!!
全国どこでも飛び回ります。ご興味があればぜひ!!
これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!