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私は音楽で生きていくという「覚悟」を決めるまで10年かかった

本格的に音楽活動を始めたのは2012年。当時27歳でした。
私の周りには、10代からバンド活動を始め、20代前半には全国各地を回りまくっている友達がたくさんいました。

一方私は10代後半は受験勉強をし、大学に進学。
20代前半は大学卒業後に就職し、正社員として働いていました。

私なりに音楽活動も行なっていました。
10代の私も「音楽で生きていきたい」という想いは強くあったし、熊本を出て関西へ来たのも、BO GUMBOSという京都のロックバンドに憧れたからです。

BO GUMBOSのボーカル、どんとさんは京都大学出身

10代後半〜20代前半はとにかく嫉妬の嵐でした。
周りはガンガン音楽活動を行なっているのに、どうして自分はこんなことをやっているんだろう。本当は音楽がやりたいのに、大学や就職など、何故人と同じ道を歩んでいるんだろう。

その時に生まれた曲が「一本道」ですね。
2枚のCD「20代」に収録されており、なんと今回のNew Album「PALO」にもピアノバージョンでMix致しました。

悔しすぎる嫉妬から抜け出せない時代を経て、
30代前半の今、人を羨む感情は完全に無くなりましたね。

理由は原因がすべて自分の「覚悟」にあるとわかったからですね。
今やってて思います。音楽活動はそんな簡単なもんじゃない。
お金だの時間だの魂だの情熱だの全部つぎ込んで活動しても、生き残れるかどうかもわからない世界。何故なら需要があっての私たちですからね。

当時はそこまでの覚悟がなかったです。今考えても反省。

周りは17歳〜18歳ぐらいから音楽活動開始。私は27歳。
そして周りは20代前半には音楽一筋。私は30代前半。

いつも思いますね。10年遅かったなと。
でもそれは取り返しのつく10年だと強く思います。
決して痩せ我慢や正当化ではなくて、大学や就職時代に学んだ知識や経験が、現在の音楽活動にかなり活かせるんですね。

例えばサラリーマンの、金曜の夜というこの上ない嬉しい感覚。
金曜の夜に飲みに行けば、明日も明後日も休みやないかという気分は3連休。
あとは大学受験で得た集中力だったり、上司部下とのお酒の飲み方だったり。

私はあまり応用化できないタイプなんで、体験しないとわからないんですね。
本で読んだだけではわからない。細かいこともたくさんありますしね。
なんだろう、メールの宛先はメールアドレスではなく、連絡先に登録して役職と個人名に換えやり取りするほうが真摯と受け取られやすいみたいな。いやわからん。

ハワイで調子に乗ってる場合やあれへん

流しなんてまさにそうですからね。40代だと遅すぎるし、20代だと私で言えば早すぎる。今がちょうど良かったのかと。

そんなことを考えながら、今日も新しい曲を覚えたいと思いますね!
リクエスト盛りだくさんで本当ありがたい。最近だと「雪列車」覚えましたね。前川清さん。私も何かあたたかいものをください。

夜は映画見に行きます。なんでも吸収しまくるのです。
さあ今日もがんばっていきましょう!

明日は本町でライブ!!

※したがって明日の流しはお休みですすんません。


YouTube毎日配信中!!

気がつけば100本超えたみたいです。おおいつの間に。
今日は20代前半を振り返ったお話をあれこれ。あの頃は若かった。


これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!