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どうしても納得がいかず、新曲をひとつ取り下げた

実は今日、新曲を2曲作りました。そして配信させて頂いたのがこちら。

厳密には、2曲作らざるを得なかったというほうが正しいですね。「毎日新曲配信」以来、初めての体験でした。

今日は色々と余裕がなかったですね。昼寝どころか、休憩する暇もなかった。そんなお話をしてみたいと思います。

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今日も世界観のある曲を作りたかった

昨日、「涙のシルクロード」という曲を作りました。

舞台は海外。女手一つで育ててくれた母が病気になり、ごくわずかなお金を握りしめながら薬を買いに一人で隣町へ行く若い娘の物語です。

もちろんすべてフィクションで私の想像上のお話です。

だけどこのような歌は、たとえ土砂降りの雨で家に籠もっていても頭の中はたちまち海や山を飛び越え、たくさんの世界を旅することができました。

私は海外がすごい好きです。それはもうわざわざ曲にするぐらいです。

なので今日も海外を描いた曲に挑戦しようと思いました。

色々と考えた結果、そう言えばせっかく旅したのにまだ作っていない曲があることを思い出しました。

そう、スペインですね。

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スペインの曲は、一朝一夕では作れなかった

ちょうど1年前、私はスペインに行きました。

それはそれは衝撃の連続で、20時間のフライトに始まり、ヨーロッパの空気といい文化といい、そして極めつけは何と言ってもサグラダファミリア。

今でも鮮明に覚えていて、新曲の温度が高い今こそ創り上げようと意気込んだのが昼間の話。

ここで一発驚かせてみせると戦い続けたのですが、かつてないほどの難易度で4時間半かかっても納得いくものをどうしても生み出せず、こちらを取り下げることにしました。

悔しかったですね。メロディーも歌詞も生まれたんです。今もあるんです。だけど今日はどうしても表に出すことができなかった。

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もっと愛したいと思った

新曲に特に制限はないのですが、唯一あるとすれば理念に反しない歌。そして愛せる歌だけ歌うと決めています。

スペインを作った時に思ったのは、もっと愛したい。だけど今のまま配信すると、なんでしょう、愛せなくなると思ったんですね。

他の曲と違って、どうしたってスペインに至っては前に作った「HAWAII」「Бесконечная лояльность、Россия」は付き纏うから、一朝一夕で越えれるものではないなと思いました。

だからと言って、今日の新曲が本腰入れてないというわけではありません。立ち位置の違いってことですね。ものすごいいい経験になりました。

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スペインは完成させてみせる

スペインをいつどのような形でお披露目するかはまだわかりません。だけどスペインはなんとしても完成させたいと思うようになりました。

今日を機に、新曲との向き合い方も変わってくるかもしれませんね。現在は1日以内(その日中)が条件でしたが、週に1曲とかなんなら1ヶ月とか。

目的は新曲を作ることじゃなく、おもしろいも含めていい音楽を届けることなので、なんとなく次の挑戦(時代)が垣間見えた1日でした。明日も頑張ります!!

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Amebaブログ「稲田一馬の左脳」

夢や自由を語るこちら(note)とは真逆で、主に「戦略」を語っています。



これからもぶっ飛ばします。良かったらぜひ!