５００字でわかる「ランチェスター戦略」

「ランチェスター戦略」
という言葉を聞いたことはありますか？

これはもともと第一次世界大戦の時に考案された軍事法則ですが、現在ではマーケティングでよく使用される戦法です。

簡単にいうと、ランチェスター戦略を学ぶことによって

「強者がとるべき行動」
「弱者がとるべき行動」

が分かります。

ビジネスでいうと、強者がAmazonです。
弱者が、僕のような個人ビジネスです。

強者が弱者に勝つ方法は、
広域戦で総合力を生かして戦うことです。

弱者が勝つ方法は、
局地戦で兵力を集中させ、性能の高い武器を使用することです。

要は、
兵力が少ないなら、狭いところにおびき寄せて、一人ずつやっつけようぜ！
ってことです。

この戦法がめちゃくちゃうまかったのが織田信長。

当時はもちろんランチェスター戦略なんていう言葉はありませんでしたが、これを自然にやっていました。
実際に、「桶狭間の戦い」では、たった２千の織田軍が２万の今川軍に勝利しています。

弱者には、弱者なりの戦い方があるということです。

しかし多くの人は、強者と同じような商品を、広いマーケットで売ろうとして失敗をします。
なぜ失敗するのか。これは強者に有利な戦略だから。

わざわざ広域戦で総合力が生きるマーケットを選び、自陣を不利な場所へ追い込む人があまりに多いです。

たとえ商品が優れていても強者に飲まれる可能性が非常に高いので、商品を出す際ランチェスター戦略は意識しましょう！